2026年10月15日 (木)

アーサー・フィドラーのリーダーズ・ダイジェストセットものLP

10月も半ば、昨日は一時雷を伴った激しい雨。
今日は良い天気で日中は夏のような暑さになった。

爆発的に増えた不正アクセスによるシステム障害によるデーターの流出が止まらない。

「ナクソス・ミュージック・ライブラリー(NML)」も数日前から使えなくなっている。

 

自分の情報も、どこからか判からないけれど流出してしまっているのだろう。
怪しげなメールが増えてきた。

最近は室内楽と軽い音楽をよく聴いている。

今凝っているのはハードオフで550円で購入した、アーサー・フィードラー指揮ボストン・ポップスのリーダーズ・ダイジェスト盤LP11枚組。

アーサー・フィードラーは大変な実力者だと思う。
日本の山本直純的存在。

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ボストン響を指揮したフィードラー75歳記念演奏会の3週間後のセション録音の「新世界より」など、ティンパニの付加や第1、第4楽章のチューバの投入も効果的な大変な名演だった。

 

リーダース・ダイジェストのフィードラーのセットは良く売れたらしく、今でもブックオフやハードオフでバラで売っているのをよく見かける。
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今日はその中からガーシュインを収めた1枚。

・ラプソディ・イン・ブルー*
・パリのアメリカ人         :以上ガーシュイン
・「マイ・フェア・レディ」から   :フレデリック・ロウ
・「ファンシー・フリー」から3つのダンス  :バーンスタイン

  アーサー・フィードラー(指揮)
  ボストン・ポップスオーケストラ
  アール・ワイルド(ピアノ)*

 

このような曲になるとさすがにフィードラーはうまい。

「ラプソディ・イン・ブルー」ではグローフェの編曲の各所に手を加えた厚塗りのオーケストレーション。

それでも重くならないのはさすが。

クラリネットトレモロにフルートを重ねたり、ティンパニのトレモロを三連譜としたり、

アンダンティーノのベルも通常良く使われるグロッケンではなく、本当のチューブラベルを使用していた。

オケもうまいし華麗なワイルドのピアノも達者。

 

他の3曲も古き良きアメリカの時代を感じさせる、ゴージャスな演奏だった。

 

Youtubeはアール・ワイルドのピアノ、フィードラー指揮ボストンポップスのガーシュインのガーシュイイン、へ調のピアノ協奏曲

 

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2026年10月13日 (火)

フェルディナント・グロスマンのモーツァルト、ハ短調ミサ

今日も秋晴れ。朝夕涼しく日中の最高気温は27℃。

まだ半袖でも大丈夫。

 

モーツァルトのレクイエムと並ぶ大作、ハ短調ミサに嵌っている。

今日聴いたのはコリン・デーヴィス、フリッチャイに続いてオーストリアの指揮者グロスマンによる演奏を聴いた。


手持ちは、米VOX原盤日本コロンビアから廉価盤で出ていたモノラルLP。


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・ミサ曲 ハ短調 K.427 :モーツァルト
 
 ウイルマ・リップ(ソプラノ)
 クリスタ・ルードウィッヒ(メゾソプラノ)
 マレイ・ディッキー(テノール)
 ワルター・ベリー(バリトン)

 フェルディナンド・グロスマン(指揮)
 ウィーン・プロ・ムジカ管弦楽団
 ウィーン・オラトリオ合唱団

グロスマンは合唱指揮者として名高い人。
ワインガルトナーに指揮を学び、ウィーン国立歌劇場の合唱指揮やウィーン少年合唱団の指揮者。

度々来日して武蔵野音楽大学の客員教授。

グロスマンは地味な学究肌の指揮者というイメージが強いけれども、ハイドンやモーツァルト、シューベルトあたりの宗教曲録音を聴くと、ウィーンの伝統を受け継いだ、揺るぎない確信のようなものが感じられる。

グロスマンの演奏を聴いていると、これ以外の解釈は考えられないと感じさせるほどの説得力。

これが伝統の力なんだろうか。

 

聴いていてただただありがたく拝聴。

ソリストではソプラノとメゾの二人が素晴らしい。
モノラルながら録音も良い。

ロビンス・ランドン版を使用。

 

Youtubeはミサ曲ハ短調からグローリア、ガーディナーの指揮

 

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2026年10月12日 (月)

「沼響 オーケストラとおはなしのコンサート」終わる

網をかぶせた柿は野鳥からの襲撃から免れたものの、今年大発生のカメムシには無防備。
カメムシがとりついた部分はそこだけ変色したりへこんだりしている。
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安全にたべられるかどうか気になってネットで調べたら。
問題なしとのことで、変色した部分を削って食べたらうまかった。

 

柿農家の方々も異常なカメムシの大量発生で被害甚大。

 

 

昨日は「沼響 オーケストラとおはなしのコンサート「運命」と「白鳥の湖」」の本番。


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・劇付随音楽「アテネの廃墟」からトルコ行進曲  

                  :ベートーヴェン

・交響曲第5番 ハ短調 作品67 「運命」

                  :ベートーヴェン
・バレエ音楽「白鳥の湖」作品20より  

                  :チャイコフスキー

 ~アンコール
・威風堂々 第1番             :エルガー

 鈴木衛(指揮とナレーション)
 沼津交響楽団

 

秋晴れのさわやかな一日。
三連休の中日ながらお客さんの出足も良く、ここ数年では最大の入り。

 

やはり「運命」「白鳥の湖」の鉄板の名曲が効いたようだ。

 

曲の前後に解説と「白鳥の湖」ではストーリに沿った鈴木先生のナレーション。

 

自分は今回「運命」が降り番なので前半は客席で聴いていた。
午前中のGPではテンションの低さが気になったけれど、やはり本番ではギアが入って熱い演奏となった。

 

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そして後半、壁面にバレエのシルエットを投影しながらの演奏。
このシルエットは文化センターにもいくつか在庫があるのだそうだけれど、追加のパーツは今回のために沼響がフランスから取り寄せた。

 

ステージを暗くして譜面台にオーケストラライトを点けながらの演奏で、なんとなくピットに入った気分。

画像は前日の練習時のもの。

 

鈴木衛先生の軽妙でわかりやすいMCが受けて、お客さんの反応も良く楽しみながらの演奏になった。

 

アンコールは「威風堂々第1番」

 

終演後に来年の定演で共演する沼津出身のピアニスト、佐藤大樹君が訪ねてきたので、鈴木先生を紹介してご挨拶。

 

そして夜はお楽しみの打ち上げ。

 

宴のたけなわ、突然かつての上司から電話が入ってきた。
もう80歳近くで趣味の腹話術は名人の域の文化人。

 

今日のコンサートに来ていて「アンコールはなんだっけ」とのこと。
突然で驚いたけれど嬉しかった。

 

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2026年10月 9日 (金)

本日の練習、「運命」「白鳥の湖」の通し練習

今日も青空良い天気。


最高気温は25℃だけれど、吹く風が乾いているので暑さは感じない。

畑はキュウリが終わり、ナスとピーマンは最後の輝き。

今はオクラが最盛期。


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定植に出遅れてなかなか成長しなかったオクラに化学肥料を投入したら、急に勢いを増して盛んに花を咲かせ始めた。

 

木曜日はオーケストラ。

日曜が本番。


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沼津市民文化センター大ホールで「運命」と「白鳥の湖」全曲通しの練習。

オケが鳴ってきて音楽の流れもよくなってきた。


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これは良い感触。吹いていて楽しい。

 

Youtubeはフェドセーエフ指揮の「白鳥の湖」からスペインの踊り

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2026年10月 6日 (火)

モーツァルトのミサ曲ハ短調(大ミサ曲) K.427をサー・コリン・デーヴィスとフリッチャイの演奏で

ここ数日の晴天で雨漏りの修繕工事は順調に進み、今は塗装の職人さんたちが入っている。
追加工事もあり痛い出費。
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昨年までほとんど実を付けなかった柿が、今年はたくさんの実をつけた。

野鳥が狙っていて熟した実がやられていたので、網をかぶせてみた。


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効果があるのかな・・・・・

 

モーツァルトのハ短調のミサ曲、サー・コリン・デーヴィスの演奏。
手持ちは国内盤LP。

モーツァルトは、ザルツブルク大司教に雇われていた若き日のザルツブルク時代に、教会音楽を多数作曲していて、ミサ曲だけで15曲を数える。

ミサ全体そのものをおよそ45分以内に収めよ、という制約があったために音楽部分は30分以内に収める必要があり、この時期のミサ曲は短めに作曲されている。

 

ザルツブルクを離れウィーンに居を移した25歳以後の教会音楽は、「ハ短調のミサ曲」K.427と遺作となった「レクイエム」K626、モーツァルト最後の年に作曲された「アヴェ・ヴェルム・コルプス」K.618の3曲に加え、最近ウィーン時代の作品とされるようになった「キリエニ短調」K.341(ホルン4本の大編成)の4曲のみ。

そのうちのミサ曲とレクイエムは未完。

 

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・ミサ曲ハ短調(大ミサ) K.427    モーツァルト

 ヘザー・ハーパー、ヘレン・ドーナト(ソプラノ)
 ライランド・デーヴィス(テノール)
 スタンフォード・ディーン(バス)
 ジョン・コンスタブル(オルガン)
 サー・コリン・デーヴィス(指揮)
 ロンドン交響楽団、合唱団

 録音 1971年

未完とはいえ全く作曲されていないのは終曲のアニュス・ディだけで、レクイエムほどは第三者の手は入っていない。

デーヴィスは一般的なロビンス・ランドン版で演奏。

ランドン版はある程度完成されている曲のオーケストレーションの未完部分を補筆。

現存するのがスケッチのみで曲としての実体のないアニュス・ディはなし。

演奏はきっちり端正楷書風の名演。

最後のフーガではまるでバッハを聴いているかのような気分になった。

粒揃いのソリストと優秀な合唱団も良い。

 

もうひとつこの曲の代表的な演奏とされているフリッチャイの演奏。
手持ちはグラモフォンの国内盤廉価盤LP


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マリア・シュターダー (ソプラノ)
ヘルタ・テッパー (メゾ・ソプラノ)
エルンスト・ヘフリガー (テノール)
イヴァン・サルディ (バス)
フェレンツ・フリッチャイ
ベルリン放送交響楽団 - Berlin Radio Symphony
聖ヘトヴィヒ大聖堂合唱団

  録音 1959年

こちらもランドン版の演奏。
デーヴィスよりテンポは遅く、それぞれの曲の最終部分でテンポを微妙に揺らして締め括るのが特徴。

デーヴィスの演奏が高潔な気高さが特徴であったのに対して、フリッチャイの演奏は、甘さも辛さも知り尽くした人間臭さを強く感じさせる演奏だった。

全盛期の聖ヘドウィッヒ大聖堂合唱団の力のある合唱も良い。

ソリストではソプラノのマリア・シュターダーが傑出。

巨大にして深い音楽がここでは鳴っている。

決定盤とされて世評が高いのも納得だ。

 

YoutubeはJ.E.ガーディナー指揮のミサ曲ハ短調K.427

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2026年10月 4日 (日)

本日の練習、アクシスかつらぎでの集中練習

10月最初の日曜日は青い空。


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この日は静岡市にいた。


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近くの公園には、キンモクセイの良い香りが流れている。


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栗の古びた自販機一袋百円。

今は秋。

 

土曜は、本番一週間前となり木曜に続き今日は沼響の集中練習。

練習は朝から続いているけれども、自分は前プロの「運命」が降り番なので、

 

夕方の「白鳥の湖」からの参加。

場所は変わって隣町の伊豆長岡の「アクシスかつらぎ」多目的ホール。


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ハープと多彩な打楽器も入った練習。

いつものホールと異なり、残響がかなり多いので戸惑い気味。

 

伊豆長岡は温泉の町。
ホールの敷地内に足湯があったりする。


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自分が若い頃の伊豆長岡は、昭和の雰囲気濃厚な地方の温泉宿の趣があり、金曜や土日の夜は浴衣を着た温泉客がゲタを鳴らしながら大勢路地を歩く温泉地ならではの雰囲気があった。

 

ところが伊豆縦貫道がほぼ完成して、伊豆長岡は都心からの交通の便がよくなりすぎて日帰り可能な地になり、今は単なる通過地となってしまった。


練習が終わった土曜の夜、帰宅途中の街中にはほとんど宿泊客の姿はなかった。

 

Youtubeは「白鳥の湖」終曲、プロムスでのロイヤル・リバプールフィル

 

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2026年10月 2日 (金)

本日の練習は白鳥の湖、昭和始めの沼津千本海岸水上航空定期便そして清水のツナ缶の始まりのことなど。

10月に入り久しぶりの晴天。


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昨日の朝、狩野川堤防からの富士山。


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西の中天には月が見えた。


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仕事で古い市の広報誌を調べていたら、かつて沼津の千本浜海岸に飛行機の定期便が発着していたという複数の証言を見つけた。

 

とても信じられず調べてみたら、昭和4年から数年間、「日本飛行学校(のちに東京航空輸送社)」が水上機による大森ー伊東ー下田―沼津ー清水間の海上定期航空輸送を実施した、との論文を発見。


『日本観光学会誌 第46号 黎明期における旅客機客室内(機内)サービスについて』


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週三日運航で大森ー沼津間は、片道運賃で20円(今の価値で3万円前後)、111分のフライトとのこと。

そして「エア・ガール」の名で日本初の客室乗務員が搭乗したそう。

 

この定期便は、タウンゼント・ハリスが滞在した下田を見たいというアメリカ人観光客目当てで始まり、後に沼津経由で清水三保まで延長し観光事業となったという。

画像は、初飛行時に搭乗した逓信大臣の小泉又次郎とその娘(小泉純一郎元総理の母)一当時は航空機の管轄が逓信省。


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この時、フライトの往路は大森を出発して下田経由で清水三保まで。

帰路は清水三保から沼津に着水して沼津からは東海道本線で帰京している。

 

ところが東京航空輸送社が経営難に陥り、この定期便は一年余りで終わってしまう。

その後、静岡県から委託された水上機による駿河湾のマグロ魚群探査事業に切り替わった。

 

この水上機による魚群探査がマグロの恒常的な大漁をもたらし、清水でツナ缶が製造されるきっかけになって静岡県の重要な輸出産業になったとのこと。

 

初めて知った。


木曜夜はオーケストラ。


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いよいよ10日後に迫ったファミリーコンサートの練習で「白鳥の湖」。

練習は本番会場の沼津市民文化センター大ホール。


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仕事を終えて夕飯を取らずに練習に参加。

チャルダーシュのリズムが、なんとも野暮ったくなってしまっている。

難しいなぁ。

 

曲の合間に盛大にお腹が鳴ってしまって近くのクラリネットの女の子が失笑。

 

Youtubeはシモノフ指揮モスクワフィルのチャルダーシュ

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2026年9月29日 (火)

ドラティのウェーバー、序曲集

今日も雨降りは続く。

涼しくはなったけれどもクーラーの除湿は稼働中。

日照時間が少なく体調を崩す人も出てきているようだ。

役所からインフルエンザとコロナワクチンの接種券が来た。

インフルエンザはともかく、コロナワクチンは副反応が酷かった時もあって悩むところ。

 

ウェーバーの序曲集。
蘭PHILIPSの外盤LPで、ドラティ、マッケラス、マルケヴィッチの3人が振り分けている。


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・歌劇「魔弾の射手」序曲
・歌劇「オイリアンテ」序曲
・歌劇「オベロン」序曲
・歌劇「アブ・ハッサン」序曲*
・劇付随音楽「プレチオーザ」序曲**
・舞踏への勧誘(ベルリオーズ編)* :以上ウエーバー

 アンタル・ドラティ(指揮)
 ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
 サー・チャールズ・マッケラス(指揮)*
 ロンドン交響楽団
 イーゴリ・マルケヴィッチ(指揮)**
 スペイン国立放送管弦楽団

 

オケを鳴らす練達の名指揮者たちだけに、三者三様の至芸を楽しむことができる。

マルケヴィッチとマッケラスは実演を聴くことができた。

マルケヴィッチは最後の来日時、マッケラスはウィーンで聴いた。
いずれも未だ強烈な印象が残っているコンサート。

 

この盤の中では、コンセルトヘボウの渋い響きを生かしながら、古典的な均衡の中に速めのテンポで駆け抜けたドラティの演奏が良い。

 

マルケヴィッチの「プレチオーザ」は、この曲がスペインを舞台にした音楽であることを知らせてくれる色彩豊かな演奏だった。さすがの貫禄。

マルケヴィッチのウェーバーでは、他にフィルハーモニア管を指揮した「舞踏への勧誘」のモノラルがあるのみ。

 

Youtubeはマッケラスのモーツァルトから「ハフナー」

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2026年9月28日 (月)

秋の東京、音盤購入記録

今日も朝から雨。

本日夕方のローカルニュースによると、静岡で9月に入ってから今日までに雨の降らなかった日は3日しかなかったとのこと。

午前中は雨の中歯医者に行き、帰宅後は雨の合間を縫って畑の雑草を取ったりしていた。

 

隣の農家の広い畑が雑草だらけになっていて気になっている。

畑の持ち主のおじさんからは、いろいろとアドバイスを頂いていたけれども最近姿を見かけなくなっている。
もう80を越えているはず。

具合でも悪いのだろうか・・・・

 

東京シティフィルのコンサートへの時間調整で、お茶の水ディスクユニオンに行っていた。。

ホールがある錦糸町が同じ総武線沿いなので、比較的ゆっくりとみることができた。

 

とはいえそろそろ終活を考えなければならない自分。
音盤購入は極力控えることにしているつもりだけれども・・・・

 

訪問は前回7月の新交響楽団の演奏会以来。

最初は音楽書とスコアのコーナーをざっとブラウズしてからLP500円以下のコーナーへ。

この2カ月で在庫はかなり変化した。

ここ2年ほどしぶとく残っていたロシア東欧系の盤はかなり減り、シャルル・ミュンシュの外盤が目立って多い。

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チェコのメンバーによる、バルトークの2台のピアノと打楽器のためのソナタとヤナーチェクの15の楽器のための協奏曲とのカップリング。


スプラフォン原盤の日本コロンビアで、打楽器奏者は後にチェコフィルの首席奏者となるズデネーク・マカール(マーツァル)の名前が見える。
マカールはヴァイオリンを学んだことは経歴に出てくるけれども打楽器奏者としての経歴は見たことがない。
AIに尋ねたら打楽器奏者であったことは真っ向から否定された。


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だが現に手持ちのレコードとネットで拾った外盤のレーベルの演奏者には、Zdeněk Mácal percussionとはっきり書いてある。

同姓同名なんだろうか。

 

 

レオンス・ド・サン=マルタン(Léonce de Saint-Martin, 1886年 - 1954年)のミサ曲ほか。
アンドレ・シャルランの録音。


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ド・サン=マルタンはパリ、ノートルダム大聖堂の主席オルガニストだった人で、有名なピエール・コシュローの前任者。
前任のヴィエルヌに比べても地味な存在で、作品は初めて聴く。

演奏はピエール・コシュローのオルガンにビルボーム指揮の合唱と金管アンサンブル。

 

「ベン・ハー」などの映画音楽で名高いミクロス・ロージャの自作自演集。


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映画音楽ではなくて純粋のクラシカルな作品4曲。

Overture To Symphony Concert Opus 26a、3曲のハンガリアンスケッチほか。
オケはRCAイタリア響。
ロージャがハンガリーで生まれ、コダーイとバルトークに音楽を学んでいることをジャケットの解説で初めて知った。

ヴァイオリン協奏曲をハイフェッツから委嘱されているし、初めて発表したオーケストラ曲「主題、変奏と終曲」はミュンシュが初演し、ワルターやシューリヒトら大指揮者も演奏会で取り上げているほど。

 

先日聴いた、「サイコ」などの映画音楽作曲家知られるバーナード・ハーマンの交響曲がよかったので。

 

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エドモンド・シュトゥツ指揮チューリーッヒ室内管とトーンハレ管のメンバーによるストラヴィンスキーとバルトーク。
弦楽のための協奏曲に協奏曲「ダンバートン オークス」
バルトークは「ディヴェルティメント」

シュトゥツはあまり知られていないけれど、駄作のない指揮者で録音を見つけたら即、購入している。

 

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サイモン・プレストン指揮オックスフォード・クライストチャーチ聖歌隊による"Romantic Choral Classics"

エルガーやカリンニコフの珍しい合唱曲を集めたもの。
Argo盤LP.

 

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有名曲ではベートーヴェンの「第九」をレオポルド・ルードウィッヒ指揮ベルリン響。
以前から存在は知っていたけれど、遭遇するのは初めて。
タワーレコードのオイロディスクコレクションからもCDが出ている。

 


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その他来年の定演のメインに決まったドヴォルザークの交響曲第6番、グローヴス指揮のロイヤルフィル。英EMI盤 


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フランスのホルン奏者 ジョルジュ・バルボトゥによるベートーヴェンのホルンソナタに
シューマン、ケクランなど。


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CDはイギリスのクラリネット奏者エマ・ジョンソンによるポール・リードの「ヴィクトリア・キッチン・ガーデン」ほかASV盤CD.
ジョンソンは同曲のオケ伴とハープ伴奏と2種の録音があり、こちらはハープ版

 

 

Youtubeはエマ・ジョンソンのクラリネットで「ヴィクトリア・キッチン・ガーデン」から夏

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2026年9月27日 (日)

東京シティフィル、野々村彩乃の貴志康一と藤岡幸夫のマーラー「巨人」

9月最後の日曜日。彼岸の終わりから気温が下がり、昨日の最高気温は24℃。

半袖では寒さを感じさせるほど。

屋根の工事は雨続きのために遅々として進まず。

再び次の台風が接近中。

金曜は東京シティフィルの「すみだトリフォニーホール・特別シリーズ第2回」を聴くために上京。


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このチケットは、先月初めのインキネン指揮紀尾井室内管弦楽団のコンサートで、偶然に隣席となったご婦人からいただいたもの。

 

屋根工事に入る職人さんたちを迎え、早めの昼食後に沼津駅へ向かう。

公演は夜なので在来線でゆっくり東京へ。

開演は19時。公演まで時間があり御茶ノ水ディスクユニオンへ立ち寄り時間調整。

こちらの詳細は後日。

18時40分から指揮者の藤岡幸夫さんのプレトークがあるというので、会場のすみだトリフォニーホールのある錦糸町へ。

 

ここで駅近くのラーメン屋に入り「味噌チャーシューメン」。
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こってり系の濃厚スープ。1400円。

 

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ホール入り口への階段から東京スカイツリーが良く見える。

・7つの日本歌曲        :貴志康一 
・交響曲1番ニ長調 「巨人」  :マーラー
 
 野々村彩乃(ソプラノ)
 藤岡幸夫(指揮)
 東京シティフィルハーモニック管弦楽団

藤岡さんのプレトークはほとんど貴志康一に費やされた。

それだけ思い入れがあるのだろう。

「巨人」については藤岡さんが出演されている音楽テレビ番組「エンター・ザ・ミュージック」で2回にわたって特集として放送されていて、

あらかじめ当番組を見ておいたので氏の「巨人」にかける思いは事前に知っていた。
プレトークもほぼその内容。

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オケはコンマス二人が別のコンサートのために不在、ゲストコンマスとして鍵富弦太郎。

貴志康一(1909-1937)は17歳で渡欧、ベルリン高等音楽学校でカール・フレッシュの高弟マックス・ロスタルにヴァイオリンを師事、指揮、作曲も学びヒンデミットの講義も受けている。

日本人として初めて名器ストラディバリウスを入手。

フルトヴェングラーとも親交があり、ベルリンフィルを2度指揮していて自作の録音も残している。

「7つの歌曲」は貴志自身の作詞のほか、阿倍仲麻呂の歌など日本の古くからの詩に曲を付けたもの。
オケの編成は比較的大きなものだけれど、室内楽的で透明な響きが聞こえていた。

 

同時期の山田耕筰のオーケストラ作品が、リヒャルト・シュトラウスやドイツオーストリア系の作曲家の影響をモロに受けた亜流のようなものだったのに対して、貴志の曲は斬新で個性豊かな響きがしていて、ヨーロッパの伝統的な音楽とは異なる音。

それでいて日本を感じさせるものがあって、貴志の並々ならぬ才能を感じさせる。

 

曲の良さもさることながら、野々村さんのソプラノがなんとも素晴らしい。
野々村さんは高校生の時に、高校野球の甲子園大会開会式で「君が代」を歌って話題になった人。

 

本日の公演は収録されてCDで発売されるとのことで、マイクが林立していた。
「エンター・ザ・ミュージック」でも放送して欲しい。

 

後半は「巨人」。
第1楽章最初のトランペットは舞台の外から。
カッコウのクラリネットがまさに実在の響きで見事。
ステージを見たら元N響首席クラリネット奏者の磯部周平氏だった。

 

オケはアンサンブルに多少の乱れはあったものの熱演。

 

第1楽章終結部では熱く盛り上がり、チェロ奏者の一人が弦を切ったらしく第2楽章はじめに退場、第3楽章で復帰。

 

テレビ番組で藤岡さんは、特に第3楽章に関して、マーラーの幼き頃の体験からくる悲しみの表現を強調していて、演奏も第3楽章に特に力を入れているように思えた。

 

第4楽章も力の入った壮麗な出来。
金管楽器群も熱く燃えて聴いた後に爽やかな感動の残る演奏でした。

 

帰りは21時45発新幹線こだまで、帰宅は23時過ぎ。

 

Youtubeは藤岡幸夫指揮東京都交響楽団の吉松隆「鳥たちの時代」

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