ワルターの新世界とスークのベートーヴェン
昨日の春のような暖かな一日から一転今日は冬に逆戻り。夜は冷たい雨まで降ってきた。
仕事を終えた後、町のブックオフへぶらりと寄ってみた。この店はクラシックCDの数が少ない上に値段も高い。あまり期待せずに棚を眺めていたら思わず目が釘付けになった。
そこにあったのはワルター&ロスフィルのM&A原盤による「新世界より」キングの国内盤のライヴCD。コラム「新世界よりを聴く」のワルターの項を書くにあたって、どうしても見つからなかったCDがそこにあった。
正直なところ「新世界より」は多少食傷気味で中古CD1,000円は安いとはいえないが、これを逃したら再び遭遇することはないだろう。と勝手に納得して購入。他に「モルダウ」「売られた花嫁」序曲、チャイコフスキーの「ロメオとジュリエット」が入っている。意外なところにあるものだ。
次にスークの弾くベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲にも手がのびた。こちらは250円コーナーから。お目当ては伴奏のサー・エードリアン・ボールトの指揮。ボールトの同曲の演奏ではオイストラフとの共演映像がビデオで出ていた。長い指揮棒で端正な伴奏をつけていたのが印象に残る。
こちらは最晩年のボールトのベートーヴェンで、2つのロマンスも入っている(伴奏はサー・ネヴィル・マリナー)。
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