ペーター・リバールの鱒とヘンデル
花粉症がひどくなってきた、朝からクシャミ5連発。昨年ほどではないがあと2ヶ月ほどは悩まされそうだ。
今日は、スイスのヴァイオリニスト、ペーター・リバールの演奏を聴く。
聴いたのはMMS盤の10吋レコードで、ヘンデルの合奏協奏曲Op6-6,12とシューベルトの「鱒」の2枚。
ヘンデルはClemens Dahinden指揮のウィンタートゥール響、シューベルトはウィンタートゥール響のメンバーにピアノのPina Pozzi、ベースのFred Jaquillardが加わる。
「鱒」は現在オタケンレコードから板起こしのCD-Rが発売されている。
Dahindenのヘンデルはゆるやかなテンポでロマンティックに歌わせる演奏。曲運びに平板さが感じられるものの、リバールのソロが入ると音楽がきりっと引き締まるのが面白い。
「鱒」は弦楽器の暖かなアンサンブルとPozziの透明で固めの音色が絶妙のコントラストを見せる名演。リバールの弾く銘器ガダニーニの気品に満ちたヴァイオリンが実に素晴らしい。
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