コッホのネルソンミサとクラフトのバッハ
今週は先週のインフルエンザ休暇がたたり、かなりハードな一週間となった。明日も仕事で、夜はあさって本番を迎える小学校の音楽教室のオケ練習。
本日は、地味ながら確かな音楽を聴かせてくれる演奏家の録音を聴く。
ハイドンの「ネルソンミサ」、ヘルムート・コッホの指揮、ベルリン放送管とベルリン放送合唱団、そして独唱者たち。旧東ドイツの質朴ながら本物の音楽を聴かせてくれる人たちの録音だ。
昨年11月30日渋谷のレコファンで購入。徳間音工発売の国内LP。見本盤のためか100円均一コーナーでゴミのように扱われていた。
構えたところのない普段着のハイドン。合唱のアンサンブルが見事で、オケは木管楽器が弦楽器にうまく溶け込み、この柔らかな響きが実に良い。3本のトランペットも控えめで、押し付けがましい華やかさとは無縁の演奏だ。以前ウィーンの教会で聴いた日曜ミサで歌われていたハイドンを思い出す。1971年録音にしては細部に鮮明さを欠くのがいささか難点。
もうひとつはドイツのオルガニスト、ヴァルター・クラフトのバッハ。
VOXに残したバッハ・オルガン作品大全集第3巻から、6つのクリスマス・コラールとヴィヴァルディの「調和の霊感」をバッハが編曲した協奏曲BWV.596を聴く。ワーナーパイオニアから出た国内盤3枚組LP。
こちらも派手さとは無縁、ひたすら黙々と引き続けるバッハ。
私を捨て楽譜に奉仕することによって、バッハの深い祈りが自然と伝わってくる感動的な演奏だった。リュフスタ・ブルックス教会のオルガン。
1727年ヨハン・ニクラス・カーマン製作のものを1962年デンマークのマルクセンが大改修をおこなった楽器を弾いている。現代的な響きながら品格の感じられる音。
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