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2006年3月20日 (月)

ドルレアクとリヒテルのグリンカ歌曲集

P3190174今日はソプラノ歌手ニーナ・ドルレアクのグリンカ歌曲集を聴く。ピアノは夫のリヒテルで、メロディア音源による国内盤LP。
聴衆ノイズの聴こえる明らかなライヴ録音で、おそらく一夜のコンサートの模様をそのまま収録したものだろう。モノラルながら音は鮮明、先日聴いたリヒテルのドビュッシーのライヴよりもよほど良好。

グリンカの歌曲は簡素な中に深い郷愁をたたえたロマンティックな音楽で、実に美しい。ライナーノートに書いてあるロシアのシューベルトという譬えにも納得。
ドルレアクの素直で美しい声を支えるリヒテルのピアノは、繊細な詩情を漂わせながら深遠なる宇宙を創造していく見事なもの。

聴いていくうちに、かつて実演で聴いたグリーグの「叙情小曲集」の名演を思い出した。
暗い照明に浮かび上がったリヒテルの孤独な表情が印象的なコンサートだった。

P3190177沼響のHPにコラム「新世界よりを聴く」をアップしました。今回はジュリーニのシカゴ響とコンセルトヘボウ管とのスタジオ録音。連載94回目

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