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2006年3月10日 (金)

アンダのモーツァルト

毎日の更新を心がけていたのだが、ココログの障害のために1日更新ができなかった。
とはいっても昨日はオケの練習があり、終わった後はオケの技術委員会に顔を出したので、帰宅が遅くなり音楽は聴いていない。

P3100145 今日は委員会でちょっと話が出たK.414のピアノ協奏曲第12番イ長調を聴く。

聴いたのはハンガリーのピアニスト、ゲザ・アンダがザルツブルク・モーツァルテウム管を弾き振りした演奏。これは日本グラモフォンから出ていた廉価盤LPで「戴冠式」とのカップリング。

この曲はモーツァルト25歳のウィーン時代の作品で、弦楽器にオプションでオーボエ、ホルン各2本というシンプルな編成。ピアノ五重奏でも演奏できるように書かれている小型の作品だ。20番以降のピアノ協奏曲に比べて馴染みの薄い曲で録音もあまり見かけないが、爽やかな生命力の溢れる傑作。

モーツァルトが子供のころ教えを受けたヨハン・クリスチャン・バッハの訃報に接し、追悼の気持ちを込めて書いたという第2楽章アンダンテが美しい。
この美しい旋律がクリスチャン・バッハの作品から取られたというのも泣かせる。

アンダのピアノは素直で穏健、オケの統率に多少の甘さが感じられるが、生き生きとした第3楽章アレグレットは出色の出来。

P3080142 沼津交響楽団HPの聴き比べコラムに、「ラフマニノフの2番を聴く」の8回目をアップしました。今回はクーゼヴィツキー、ボストン響の壮絶なライヴ。貧しい録音から作曲者への熱い思いが伝わってくる名演。

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