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2006年3月 3日 (金)

ベイヌムのブルックナー

P2280114 外は雨、今宵はエドゥアルド・ヴァン・ベイヌムのブルックナーを聴く。
聴いたのは交響曲第7番。ベイヌムの2つある録音のうち最初の1947年盤でTahraから出ているSP復刻CD。オケはコンセルトヘボウ管。

40年代といえばブルックナーの録音がまだ珍しかった頃で、現代の感覚で聴くとかなりユニークに響く。細部を磨き上げながら速いテンポで流れる演奏だが、Deccaの再録音と比べるとテンポの緩急の変化が唐突な部分があり、特に第2楽章で顕著。普通聴こえないような木管楽器が強調されたりしている。ベイヌムとしては最上の状態ではないようだ。1885年初版使用。

1947年という戦争の痛手から完全に回復していない時期の録音だが、コンセルトヘボウ管の渋い響きは健在。

P3030119 続いて同じくベイヌムで9番を聴く。これは中学生の時に購入した思い出のレコードで、1956年の録音。
大きな広がりと懐の深さが感じられる大変な名演。悲壮感を漂わせながら厳しい音響の壁が次々と現れては過ぎ去っていく。深々としたオケの響きが実に素晴らしい。

P3030120 5,7,8,9番をまとめたセットがCDでも出ていて、各楽器がLPの時よりも明瞭になった。

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■CD BRUCKNER:Symphonies 8 9 / WIENER PHI [続きを読む]

受信: 2006年3月26日 (日) 19時33分

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