ルフェブールのシューマンとラヴェル
今日はオケの練習日。前半は降り番のシューマンなので大ホールの客席で聴く。ピアノとオケのバランスもだいぶ良くなってきた。工藤さんのピアノも相当さらってきた様子。前回合わなかった第3楽章も今日はばっちり。
帰宅後、リパッティの師にしてフランスの女流ピアニスト、イヴォンヌ・ルフェブールが弾くシューマンのコンチェルトを聴く。
バックは大指揮者ポール・パレーのフランス国立放送管。Solsticeから出ているCDで他に「子供の情景」とラヴェルのト長調のピアノコンチェルトとのカップリング。
フランスのピアニストにはルフェブールの師のコルトーやイーヴ・ナットなどシューマンを得意としているピアニストは多いが、ルフェブールも得意としているらしい。
大きくテンポを揺らしロマンティックに歌うあまり、時として音楽の造形が崩れる寸前となる相当ユニークなシューマン。
ピアニストが自分の世界に入り込み没我の境地となり完全に陶酔している。時々鼻歌のような声も聴こえてくる。バックのパレーはさすがに見事に付けているが、いつものような精彩さを欠く。
カップリングされているラヴェルは即興的なテンポの揺れが自然な名演。しかし同じパレーとORTFのバックによるラヴェルでは、モニク・アースの弾くグラモフォン盤の清楚な演奏が自分にはより好ましい。
ルフェブールのラヴェルで、次にFY原盤のラヴェルピアノ曲集から、作曲者から絶賛されたという「水の戯れ」を聴く。
こちらは節度のあるロマンティックさが良い。繊細さよりもしっかりとした造形、太くがっしりとした演奏だった。
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