バルトーク自作自演とデファイエ・サックス四重奏団
今日はバルトーク自身が弾く「ミクロコスモス」抜粋を聴く。日本コロンビアのLPで94番以降の曲が32曲入っている。1940年ころの録音らしい。バルトークの自作自演録音では、日本コロンビアの「二台のピアノと打楽器のためのソナタ」や「子供のために」の放送録音がバルトークの肉声も聞ける貴重なものだった。CD化されているのだろうか。シャイで優しげなバルトークの声が印象的だった。
この「ミクロコスモス」も密やかに呟くようなタッチで淡々と弾いている。哀愁を帯びたブルガリアの民族音楽のメロディーも切々と心に迫る。
ダニエル・デファイエ・サックス四重奏団によるピエルネやシュミットなどの作品を収めたアルバム。1976年の録音で、来日記念盤として発売されたと記憶している。この時の来日公演はNHKテレビで放映され、従来のサキソフォーンのイメージを吹き飛ばすような格調の高さと幅広い表現力、そして華のある音色に痺れて夢中になって聴いたことも懐かしい思い出だ。ヤフオフで購入。
この中のリヴェの「グラーベとプレスト」は、テレビで聴いた時には驚異的なテクニックと躍動感に圧倒された記憶があるが、このアルバムではしっとりと落ち着いた演奏に聴こえる。30年の時の経過の中で、演奏の印象が自分の頭の中で理想の形に変わってしまったのだろうか。
沼津交響楽団のHPに聴き比べコラム「新世界よりを聴く」をアップしました。
今回はイタリアのオペラ指揮者として名高いパターネの「新世界より」。連載95回目
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