ミトロプーロスのマーラー
今日は爽やかな良い天気となった。年度始めの多忙な状況もようやく山場を越えたようだ。
昨日の合宿の帰りの車中で聴き始めたミトロプーロスのマーラー選集を聴く。
1,10,6,8,9番収録のAriosoから出ているCD4枚組。オケはニューヨークフィル、ウィーンフィル、ケルン放送響による全てライヴで、かつて3,5番を加えたセットがM&Aから出ていたが高くて手が出なかった。
このAriosoは4枚で1,500円ちょいで買えるのがありがたい。第8番は正規音源がOrfeoからも出ているが、このArioso盤の音質は正規盤と比べてもさほど遜色はない。
今日は1960年ライヴといわれる9番を聴く。ニューヨークフィルが細かいところまで実に良い音で鳴っている。第2楽章が終わったところで盛大な拍手が入るが、この時指揮者が舞台袖に引っ込んだのだろうか。
第8番のような狂気を孕んだ異常な熱気は薄いが、早いテンポで進めた骨太の名演だった。
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