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2006年4月 2日 (日)

マリナーのエニグマ変奏曲

今日は出勤、職場の窓から7分咲きの香貫山の桜を眺めながら黙々と仕事を消化する。
午後から振り始めた雨が夕方には雷を伴いながら強烈な風雨となった。ちょうど帰宅の時期と重なり、ズボンがずぶ濡れとなってしまった。この風で、桜も散ってしまったかもしれない。

P4020229夕食後に、先日いただいた300枚余りのLPの中からネヴィル・マリナー&コンセルトヘボウ管による「エニグマ変奏曲」を聴く。フィリップスのLPで「威風堂々」の1,2,4番とのカップリング。1976年録音。

膨大な録音量を誇るマリナーも、もう80の齢を超えた。マリナーは、ちょうどこの録音の頃から大編成オケの録音が増え始めたと記憶している。
直前に録音された「惑星」が発売された時、日本フォノグラムが一大キャンペーンを張り各地でレコードコンサートが開かれた。
当時学生だった私は、行きつけの名曲喫茶でおこなわれたレコードコンサートでマリナーの「惑星」を聴いたが、小さなガラスの小瓶に入った金平糖をお土産に頂いたことだけしか覚えていない。星型の金平糖と惑星をひっかけたのだろうか。

このエルガーは情に流されないスマートで明快、曲の構造が手に取るように判るような演奏だが、コンセルトヘボウ管のウェットなオケの響きが無味乾燥に陥る寸前で救っている。
むしろ楽しめたのは「威風堂々第2番」で、有名な第1,4番よりもよほど面白く聴こえてくる。つまらぬ曲を面白く聴かせるのがマリナーの個性なのだろうか。

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