シューマンのピアノ協奏曲
年度の変わり目の送別会と歓迎会が見事に練習日と重なり、3週間ぶりのオケ練習参加となってしまった。今日は降り番のシューマンのピアノ協奏曲が練習の中心なので、練習時間の大部分は客席で観戦。
指揮は横島先生、ピアノはソリスト合わせの日まで弾いてくれることになった工藤真希子さん。代弾きとはいえ相当弾き込んで来ている。骨太な音色でなかなか良いが第3楽章のピアノの流れとオケのリズムの決めが難しい。何度やっても合わない。
思わずスコアを見る。合わない部分の要所要所にはシューマンはアクセントを克明に書き込んでいた。このアクセントを見落とすとオケとピアノは絶対に合わない。オーケストラとピアノを知り尽くしたシューマンの曲の奥深い魅力と演奏の難しさをあらためて発見した思いがする。
後半30分ほどはラフマニノフの第1楽章の練習となった。主部のアレグロモデラートで横島先生は思い切りテンポを揺らす。どうやら譜読みから音楽的な表情造りの段階に入ったようだ。明後日はいよいよ天城で合宿だ。練習も佳境に入ってきた。
ヤフオクで落札したLPが届いた。今回はセット物2つで、リフレクセから出ていた全10巻60枚組音楽史のシリーズ「Stationen Europaeischer Musik」の第3巻ドイツ盤。ランディーニやプレトリウスの作品に加えてスペインのルネサンス音楽なども入っている。
演奏者はリンデコンソート、サヴァール、ビンクリー、エリック・エリクソンなど実力者揃い。ゴルフボールのクローズアップのユニークなジャケットが面白い。
もうひとつは、有名なドラティのハイドン交響曲全集から82番から92番までの交響曲と協奏交響曲の入ったDECCAの6枚組ドイツ盤LP。
いずれも半端物であったためか一枚あたり300~500円。
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