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2006年5月 5日 (金)

フルネのデュリュフレ

連休三日目と言いたいところだが、本日は大きなイベントが有り出勤となった。想定外の事態が次々と生じ、冷や汗のかきどおしだったがなんとか切り抜けた。連休前のトラブルのことも思い出し少々ブルーな一日。

P5050303今日はフルネの指揮するフランス管弦楽曲集を聴く。イベールの「寄港地」、ドビュッシー~コンスタン編の「ペレアスとメリザンド」交響曲、デユリュフレの「3つの舞曲」というものでオケはオランダ放送フィル。デンオンのクレスト1000シリーズの一枚。
なかなか渋いカップリングだが、格調高いフルネの至芸で一気に聴かせるアルバム。

中でもデュリュフレの数少ない管弦楽曲である「三つの舞曲」が面白い。1曲目のデイヴェルティスマンや第3曲のタンブーランは、打楽器やサクソフォーンを駆使した色彩豊かなオーケストレーションと軽妙な楽想で有名なレクイエムとは全く異なる世界のデュリュフレを聴かせてくれる。

P5050304そこでデュリュフレの「レクイエム」も聴きたくなった。聴いたのはBISから出ているグラーデン指揮のスウェーデンの聖ヤコブ室内合唱団の演奏。いくつか版のある曲だが、オルガンとチェロ独奏の入る版を使用している。

この曲は、フォーレのレクイエムを意識しながらグレゴリオ聖歌のイディオムを巧妙に取り入れた名曲。どのような演奏を聴いても不満を感じることはない曲だが、合唱の神様エリック・エリクソンの弟子グラーデンの静謐で慎ましやかなこのような演奏こそふさわしい。
合唱団の完璧なアンサンブルの中に深い祈りに満ちた歌唱も素晴らしい。

それにしても何度聴いても美しい。何か特別な時だけのために残しておきたいような名曲。

ここのところフィリップスのCDプレーヤーLHH700が故障したため、パイオニアのDVDプレーヤーDVS5でCDを聴いている。
最初はあまりの音の違いにがっくりしたのだが、CDによってはなかなかの再生音であることに気が付いた。特に今日聴いたフルネは大きな音場と繊細な音色でなかなか良い。しばらくいろいろと聴いてみようと思う。

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