« ベームの四季 | トップページ | ラフ2を吹く、あと10日 »

2006年5月17日 (水)

ラリューのテレマンとバッハ

P5170340今日聴いたのはフランスのフルーティスト、マクサンス・ラリューの吹くテレマンの「組曲イ短調」とバッハの「組曲第2番」。
フランス・バークレー原盤のキングの国内LPで、ミュラー・ブリュール指揮のケルン室内管の演奏。

典雅で格調の高いラリューの美しい音色で聴かせる一枚。時として線の細さも感じさせるが、ブリュールの生真面目でかっちりとした指揮が軟弱になる一歩手前で救っている。悲劇的で荘重なフランス風序曲で始まるテレマンが特に素晴らしい。

P5170339もうひとつはボールト&ロンドンフィルによるシベリウスの交響詩「ポヒョラの娘」を聴く。
シベリウスを得意としたビーチャムやバルビローリらに比べるとボールトのシベリウスの録音は少ないが、モノラル期に米ヴァンガードにLP2枚分の録音を残している。
晩年のシベリウスがこの演奏を絶賛している手紙の写真がライナーに載っている。

神秘的なピアニシモからガツンとしたフォルティシモまで、インテンポでひた押しに押して来る男性的で豪快なシベリウス。ハープの伴奏に乗る哀愁を帯びたオーボエの響きも印象に残る。

|

« ベームの四季 | トップページ | ラフ2を吹く、あと10日 »

音盤視聴記録」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ラリューのテレマンとバッハ:

« ベームの四季 | トップページ | ラフ2を吹く、あと10日 »