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2006年5月16日 (火)

ベームの四季

今日は、ほとんど出勤となってしまったGWの代休。昨日のような良い天気ならば箱根あたりにドライヴへ出かけるところだが、雨がパラついてきた。
予定を変更して部屋を片付けながら読んでしまった本を近くの中古本屋へ持っていく。ブックオフという選択肢もあるが、こちらの方が査定が甘くブックオフで引き取らないような本も引き取ってくれる。中古LPコーナーもあり時々掘り出し物があるのが良い。

P5160332今日は久々に大曲を聴く。ベームの指揮するハイドンのオラトリオ「四季」。ウィーン楽友協会合唱団、ソプラノのヤノヴィッツ、テノールのシュライヤー、バスのタルヴェラといった豪華な面々による演奏だ。グラモフォンの国内盤3枚組LPで、本日、本を持ち込んだ中古本屋で数年前に500円で購入したもの。

ウィーンフィルでもベルリンフィルでもなく、ウィーン響を振っているのがミソ。農民たちの収穫の喜びを通じて自然への賛歌を歌い上げた作品だが、ベームの剛直でがっしりとした音楽造りとウィーン響のいくぶん質朴な音色こそふさわしい。

オラトリオとはいえ宗教色は感じられず、オペラ(ジングシュピールと言うべきか)を聴くような趣で、既にウェーバーの「魔弾の射手」に通じるロマン派の芽生えも感じられる作品だ。「春」の中で「驚愕」第2楽章の有名な旋律がそのまま出てくるのもユーモアを愛したハイドンらしいアイディアだ。随所でホルンが活躍するのも嬉しい。

P5160334P5160333沼響のHPに聴き比べコラム「ラフマニノフの2番を聴く」をアップしました。
今回はラフマニノフと深い親交のあったオーマンディーによる二つの録音。
連載21回目

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