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2006年5月23日 (火)

ロザンタールのトスカ

今年は春らしい日が来ぬうちに、このまま梅雨に突入の気配だ。今日も夕方からの雨がまだ降り続いている。

P5160336ロザンタールの指揮する「トスカ」を聴く。ほぼ一世紀を生き、ラヴェルの弟子でありオッフェンバックの「パリの喜び」の名アレンジで知られるロザンタールのイタリアオペラは珍しい。パリオペラ座管と合唱団、トスカ:Jane Rhodes,カヴァラドッシ:Albert Lance,スカルピア:Gabriel Bacquierという顔ぶれ。フランス語で歌われている。

P5160337_1フランスVEGAから出ていた2枚組LPで、鮮やかな真紅の箱に金文字で「La Tosca」。ずいぶんと華やかな体裁、豪華な冊子体の解説書が中に入っていた。
歌手の中ではランスのカヴァラドッシが張りのある声で良い。可憐なトスカも標準の出来だが、スカルピアが矮小なためにオペラ全体がこじんまりとなってしまった印象だ。

パリオペラ座のオケは、アンサンブルを合わせることよりも、各々が音楽を自由に楽しんでいる気配。フランス物では切れの良い鮮やかな演奏を聴かせてくれたロザンタールの指揮も、ひたすら楽天的な雰囲気に終始したユニークな「トスカ」。

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