バレンボイムの無言歌
定演は終わったが、演奏を聴いた多くの方から感想を頂いた。いずれも好意的な感想ばかりで嬉しい。
チケットを差し上げた近所の老夫婦が自宅に訪れ「この年になって音楽の素晴らしさを初めて知りました。」と言って日高コンプを持って来てくれた。これには恐縮してしまった。
今日はバレンボイムの弾くメンデルスゾーンの無言歌集を聴く。ドイツグラモフォンへの1973年の全集録音からの抜粋LP。いただき物です。
バレンボイム31才の録音で、この年にエジンバラ音楽祭でオペラデビューを飾り、指揮者として大きく羽ばたき始めた時期の録音だ。1975年からパリ管の音楽監督に就任している。
「ベネチアの舟歌」や「紡ぎ歌」など、おなじみの名曲をバレンボイムはロマンティックに、そしてきわめてビジュアルに描き出していく。歌詞のない歌だからこそ作曲者の意図を汲み、より鮮明にわかりやすく弾いている。それでいて格調の高さも感じさせるのが素晴らしい。
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