« 海瀬京子 ピアノ・リサイタル | トップページ | 岩城宏之さん逝く »

2006年6月12日 (月)

オイストラフのシベリウス

今日はダイヴィッド・オイストラフのシベリウス、ヴァイオリン協奏曲を聴く。

P6120402聴いたのはオイストラフの4つある録音のうちの3回目、オーマンディー&フィラデルフィア管との1959年録音で、CBSソニーから出ていた廉価盤LP。
ちょっと汁気の多い豊麗さの中に毅然とした輝かしさの漂うシベリウス。大地にしっかりと根付いた安定感のある技巧も素晴らしい。シベリウスを得意とするオーマンディのバックも見事なものだ。カップリングの「トゥオネラの白鳥」も幻想的な雰囲気漂う名演。

P6120403続いて3回目の録音も聴きたくなった。こちらはTestamentから出ているCDで1954年のモノラル録音CD。シックスティン・エールリンク指揮のストックホルム祝祭管の伴奏。
こちらはオーマンディーと並ぶシベリウス指揮者、エールリンクの荒削りで豪快な伴奏が聴きもの。オイストラフのヴァイオリンはエールリンクの指揮に触発されて、ライヴを彷彿させる熱の入った演奏を聴かせてくれる。

P6120401まだまだ続けてオイストラフ。オイストラフ最晩年のベルリンフィルを弾き振りしたモーツァルトのヴァイオリン協奏曲全集から第5番。
聴いたのはEMIとメロディアの共同制作だった録音の日本ビクターから出ていた2枚組LP。

モーツァルト19才の作品をオイストラフは慈愛溢れるゆっくりとしたテンポで歌いあげていく。太く暖かな落ち着いた音色も印象に残る。
ただしこの頃のSMK規格の日本ビクターのLPは音が良くない。使用したマスターテープの鮮度が悪いようだ。

|

« 海瀬京子 ピアノ・リサイタル | トップページ | 岩城宏之さん逝く »

音盤視聴記録」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: オイストラフのシベリウス:

« 海瀬京子 ピアノ・リサイタル | トップページ | 岩城宏之さん逝く »