若きモーツァルトの旅
4日の日曜から連続出勤の一週間、ちょっと疲れ気味だ。明日は休みだが、早朝からPTAの奉仕作業の準備が待っている。帰宅したらヤフオクで落札したLPが届いていた。
今年はモーツァルト生誕250年ということで、さまざまなイベントやらなにやらが盛んだが、これは70年代にCBSから出ていた「若きモーツァルトの旅」という5枚組のアルバム。
モーツァルト9才から22才までの間にモーツァルトが旅先で作曲した曲を集めたもの。
ロンドンで作曲された交響曲第1番から始まりパリで書かれた「レ・プティリアン」で終わっている。モーツァルトだけではなく旅先で影響を受けたJ.C.バッハやサンマルティーニ、ピッチーニらの交響曲やシンフォニアも入っている。
演奏はH.Koppenburg指揮のフランクフルト室内管が中心で、ピアノのエンゲルやソプラノのH.ドーナトらが加わる、どちらかといえば地味なメンバー。
もひとつはバルトーク夫人の弾く、バルトークの「ミクロコスモス」全曲。
ハンガリーのフンガトロン原盤のキング盤3枚組LP。
今日は重い曲を聴く気がせず、ボロディンの弦楽四重奏曲第二番を聴く。
ベルリンフィルやベルリン放送響のメンバーによるドロルツSQのグラモフォン盤だが、四角四面のボロディンで、彼らの芸風から一番遠い所に有る曲を録音してしまった、という印象だ。有名なノクターンも、難しい顔でひたすら真面目に弾いているような趣で楽しめない。
沼響のHPに「ラフマニノフの2番を聴く」をアップしました。
今回はラフマニノフと同郷のアシュケナージの全集録音から。
連載27回目。
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