ゴルシュマンのドリーブ
ここ数日、夜になるとココログに接続しにくくなっている。昨晩など更新したはずが、記事がどこかへ飛んでしまっていた。今も画像がアップできない。
今日は、馴染みのオーディオショップへ久しぶりに立ち寄ってみた。フロアには所狭しと往年の銘記たちが並んでいる。店主さんとしばしのオーディオ談義の後、2階のレコード置き場を覗いてみる。
ここは古いオリジナル盤も70年代の千円盤も全て千円均一というお店で、かつては数多くの掘り出し物を格安で見つけたものだが、今はもうめぼしい物は底を着いていて、70年代から80年代初めの国内盤ばかり。
そんな中からゴルシュマンがセントルイス響を指揮したバレエ音楽を発掘。ドリーヴの「コッペリア」「シルヴィア」そしてウェーバー~ベルリオーズ編の「舞踏への勧誘」の入った、日本コロンビアのステレオ10吋盤。
ゴルシュマンは、晩年のヴァンガードに通俗名曲の録音を数多く残したが、25年の長きに渡って常任指揮者を務めたセントルイス響時代が最も実りの多い時期だったように思う。しかも辞任したのが1956年だったので、このコンビのステレオ録音は非常に珍しい。
バレエリュッスで活躍したこともあるゴルシュマンのドリーブ。冴えたリズム、オケを存分に鳴らし、華やかでパリの社交界を彷彿させる粋な名演だった。
沼響のHPに聴き比べ「ラフマニノフの2番を聴く」をアップしました。
今回はアンドレ・プレヴィンの1回目の録音。連載29回目。
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