チャイコフスキーの四季
今日も朝から雨。今年の梅雨は長い、いつ明けるのだろうか。
今日は文化センター主催のディスクコンサート本番の日。仕事を早めに切り上げ、選んだディスクをバッグに詰め会場へ急ぐ。準備の最中にアシスタントの女の子が「今回も雨ですね」とポツリとつぶやいた。そういえば沼響の演奏会やPTAの行事など、最近自分の関係する行事は全て雨だった。どうやら強烈な雨男は自分らしい。
本日はモーツァルト生誕250年にちなんで、内田光子とラーンキの演奏を聴き比べてみる。合間に最近見つかったコンスタンツェの写真の話などを織り交ぜながら進行。
雨の中、遠方から集まったお客さんたちが自分の拙い話を真剣に聴いてくれる。嬉しいやら恥ずかしくも申し訳ないような複雑な気持ちになる。
帰宅後、賞味期限切れのアサヒスーパードライの入った杯を傾けながら、チャイコフスキーの「四季」を聴く。
聴いたのは「四季」に強いこだわりを持つロシアのピアニスト、イーゴリ・ジューコフの演奏で1974年日本での録音。原典版使用、詳細な解説もジューコフ自身が書いている。さらにLPジャケットの絵もジューコフが描いているという徹底ぶりだ。
ところが肝心の演奏が気負いすぎているようで深い感動に欠ける。肩に力が入りすぎているのではなかろうか。
私には同じロシアのピアニスト、アレクセイ・チェルカーソフの清楚で叙情的な演奏の方がよほど感銘深いものがある。「2月冬送りの祭り」では輝かしくも粒立ちの良い美しい音を聴かせてくれる。
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