« ソンドラ・ビアンカのチャイコフスキー | トップページ | ドウアットのサティ »

2006年7月24日 (月)

ウエルディケのハイドン

気温はそれほど高くないが湿度が高い一日、洗濯物の乾きも悪い。
昨日ビデオに撮っておいたNHK特集「ワーキングプアー」を見た。この国の深いところで着実に大きな変化が起きている。真面目に努力しても報われない社会となってしまったようにも思える。予測のつかない不安に満ちた未来への大きな不満が、社会のいたるところで広がっているような恐怖。

P7240499今日はデンマークの指揮者、モーゲンス・ウエルディケのハイドンを聴く。ヴァンガード原盤のCDで99番から104番までの交響曲が入った3枚組。オケはウィーン国立歌劇場管で、ボスコフスキーの名が見える。1956年録音。かつてこの中から「軍隊」「時計」「ロンドン」を抜き出した廉価盤LPが出てていた。ただしLPでは3曲を詰め込むために、リピートはカットしていたように記憶している。

大編成のオケによる古きよき時代のロマンティックな演奏。パリッと糊の効いたワイシャツを着たような姿勢を正した端正さも感じられる見事なもの。
ニックネームが無いために人気はないが、99番第1楽章の推進力、102番の第2楽章アダージョの深い表現が印象に残る。かつては気がつかなかったが「軍隊」の第一楽章のブラスの強調など意表を突く表現も所々で聴かせる。

|

« ソンドラ・ビアンカのチャイコフスキー | トップページ | ドウアットのサティ »

音盤視聴記録」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ウエルディケのハイドン:

« ソンドラ・ビアンカのチャイコフスキー | トップページ | ドウアットのサティ »