バッハのシャコンヌ、オケ編曲版
今朝のニュースで小澤征爾のリハーサルの模様が放送されていた。
曲はマーラーの「復活」。病もすっかり癒えたようだ。元気な指揮ぶりでマーラーの壮大な世界を描き出していて安心する。
今日は小澤征爾の演奏が聴きたくなった。聴いたのは1984年の斉藤秀雄メモリアルコンサートのライヴからバッハ(齋藤秀雄編)のシャコンヌ、オーケストラ版。
齋藤秀雄門下がその日のために集まった豪華メンバーによるオケの演奏。このオケがやがてサイトウキネンオーケストラに発展していくが、弦楽器奏者に関する限りこの第一回が最高のメンバーだった。
この演奏がテレビで放送された時には、世界的な奏者がずらりと並ぶ壮観な眺めに圧倒されたものだ。齋藤秀雄の編曲はオーケストラ用の大規模なエチュードのような編曲。異様なほどの熱気に溢れた演奏の良さで聴かせてくれるが、編曲自体は木に竹を接いだような部分も感じられる。

同じオケ編でも、色彩的なオーケストラのパレットを効果的に駆使したヨアヒム・ラフや壮大なストコフスキーの編曲の方が、曲としては楽しめる。
ジャケットはスラットキン&BBCフィルとストコフスキー&ロンドン響によるバッハ・トランスクリプションズ。
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