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2006年7月15日 (土)

アンドレのトランペット

巷は3連休、絶好の行楽日和とあって、近くの国道414号は伊豆方面へ向かう車で混み合っている。このような猛暑ではどこにも出かける気にはならず、結局一日ダラダラと過ごしてしまった。

P7150489クーラーが壊れているので軽い曲しか聴く気にならない。そこで名手アンドレの吹くバロック音楽の数々を聴く。聴いたのはフォンタナの廉価盤グロリアシリーズの1枚。ボーカン指揮のルーアン室内管、ガブリエル・マッソントロンボーン四重奏団とブーレイのチェンバロの伴奏。

曲は、L.モーツァルト、テレマン、アルビノーニのトランペット協奏曲とヘンデルとマルチェロのソナタ、コレルリの舞踏組曲というもの。いずれもオリジナルはオーボエやフルートのソナタやオルガンのための教会ソナタで、純粋なトランペットの曲はL.モーツァルトの作品のみだ。録音はステレオ初期の古いものだし、アンドレのトランペットも後の演奏に比べると野暮ったさが多少感じられる。

この中では幾分悲劇的な翳りを帯びたテレマンと、トロンボーンの伝説的名手マッソンとののコンチェルトグロッソを管楽合奏に編曲した愉悦感溢れるコレルリが印象に残る。

P7150491もひとつアンドレ。こちらはエラート録音のトランペット協奏曲集で、パイヤールとリステンパルトの伴奏。ヴィヴァルディやアルビノーニ、タルティーニといったイタリアの作曲家たちの作品集。
オリジナルはヴィヴァルディのみだが、イタリアの同じような個性の作品ばかり集めているためにどの曲も同じように聴こえてきた。

演奏はフォンタナ盤よりも洗練され申し分ないのだが、変化に乏しく、一枚のアルバムとしての面白みはあちらの方が上だ。

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