スワロフスキーの「ピーターと狼」
今日は仕事で、佐倉、市川方面へ。あい変らず天気に恵まれず、歴博にちょっと立ち寄った佐倉で、とうとう雨が降り始めた。市川での仕事を済ませた後、久しぶりに御茶ノ水ディスクユニオンに寄ってみた。最近は、音盤の購入はネットオークションやネットショップが中心になってしまったので、ほぼ一年ぶりの訪問。
LPコーナーは、最後に訪れた時よりも格安盤の在庫が豊富になっていた。逆に貴重盤はだいぶ少なくなった。貴重な初期LPは収まる所に収まってしまって、市場に出回る流通量が減ってしまったようだ。
まず3枚300円コーナーを覗いてみたが、タダでもいらないような盤ばかり、一枚迷ったものもあったが、そのために欲しくもないものを2枚買うのも抵抗があるのでやめておく。
かなりのボリュームがあった420円均一コーナーも、渋谷レコファンあたりでは100円均一コーナーにあるようなコンサートホール盤が多量に混じっていたりして、急激に購買意欲は低下する。
結局、持ち帰ったのは、スワロフスキー&ウィーン祝祭管の「ピーターと狼」、「おもちゃの交響曲」のフランス、ムジディスク盤。アバド、メータを育てたスワロフスキーはさまざまな怪しげなレーベルから意外なレパートリーの演奏が出ているが、これは面白そうだ。
そしてフィストラーリ&ロンドン響のプーランクの「牝鹿」MGM盤はジャッキーノの弾く「オーバード」とのカップリング。実は「オーバード」はドビュッシーの「ラプソディ」とのオリジナルカップリングのLPを既に持っているが、バレー音楽で鮮やかな手並みを見せるフィストラーリの「牝鹿」はどうしても聴いてみたい。
山岡優子の弾く三善晃、矢代秋雄のピアノソナタ、東芝TA盤。
これは520円、ずいぶんと廉くて何かあるな?と思い帰宅後中を覗いたら解説が抜けていた。こういうことは明記して欲しいものだ。
もひとつ420円コーナーからはリンパニーの弾くシューマンのピアノ協奏曲セラフィム盤。
伴奏はシルヴェストリのフィルハーモニア管。420円ではちょいと高いが、名女流リンパニーとアクの強いシルヴェストリの共演に興味を惹かれて購入、そして今年の定演で海瀬京子さんと共演した曲。
いろいろと見ているうちに時は過ぎ、結局帰宅は10時を回っていた。
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