選曲会議
8月も終わり。本日の練習は、弦・管楽器に分かれて分奏とパート練習。遅れて会場に到着したらちょうど団員への連絡タイム。しばしの休憩後、大ホールの舞台で弦楽器パート、各楽屋で管楽器のパート練習となる。わがホルンパートは練習よりも和気あいあいとした世間話が大部分。練習終了後、各パートトップや有志を交えて、先週集めた来年の定演の希望アンケートの集計表から団員投票にかける曲の絞込みをおこなう。
毎度のことだがアンケート結果は、ブラームス、シベリウス、チャイコフスキーたちのアマオケの定番曲に加えて、マーラー、ブルックナー、ラヴェル、ヒンデミット、プロコフィエフ、エトセトラ・・・・、とても出来そうもない大曲もずらりとならび実に楽しい。
もともとやりたい曲を自由に提案するという趣旨なので、これも良いだろう。
昨年多くの票を集めていたシューマンは2番のみ、あれほど票を集めていた「ライン」が消えているのはどうしてだろう?。
今年はブルックナーが多い。5番から9番までがずらりと並ぶ。7番が突出して多いのは特定のパートの組織票か?。ブラームスの4番が多いのも組織票だろう。
などといろいろ皆で詮索したりして、曲選びは楽しいものだ。
結局、最終投票に残す予定の3曲のうち、票数の多いシベリウスの2番、ブラームスの4番の2曲はすんなり決まったが、あと1曲がどうしても決まらない。
票数ならばブルックナーの7番なのだが、ホルン4本のほかにワーグナーチューバ4本がネックとなった。奏者の頭数はなんとかなる。が、あの素晴らしいアダージョの魅力的なコラールをワーグナーチューバ未経験メンバー大多数、しかも数回のレンタル楽器による練習で演奏しきれるだろうか?同じブルックナーで6番の代替案も出、数合わせに「グレート」、「シェエラザード」という案も出たが、結局シベ2、ブラ4の2曲のみを残すことになった。
団員投票は10月の合宿最終日。果たしてどちらに決まるのか。
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