« サヴァリッシュの魔笛 | トップページ | 「英雄の生涯」自作自演 »

2006年9月23日 (土)

フォルスターの天地創造

今日はお彼岸天気も良い。朝、家の近くのお寺に墓参りに行く。帰宅後、墓参りの帰りに寄った親戚としばし雑談。

P9230571P9230569今日はハイドンのオラトリオ「天地創造」を聴く。
演奏は、先日ブルックナーのミサ曲で手堅い演奏を聴かせてくれたフォルスターの指揮するベルリンの聖ヘドウイッヒ大聖堂聖歌隊、EMI原盤の国内盤LP3枚組。オケはベルリン響。

ベルリンの聖ヘドウイッヒ大聖堂の大司教でもあったフォルスターは、聖歌隊の楽長も兼ね、60年代始めに聖歌隊は黄金期を迎えていた。
録音では、フリッチャイやクリュイタンスの「第九」、ベームの「ミサ・ソレニムス」での重厚なアンサンブルが印象に残っている。
このハイドンではソプラノのグリュンマー、テノールのトラクセルが加わる。

当時宗教音楽の権威とされたフォルスターの奇を衒わない確信に満ちた指揮と、密度の濃い深い響きの合唱に圧倒される演奏。特に第二部終曲アレルヤの壮麗な二重フーガは感動的だ。独唱もうまい。
録音も鮮明で大合唱の中で低音を支えるコントラファゴットの重厚な響きがはっきり聞こえる。

P9230570第二部だけ、ハイドンを得意としたウエルディケの演奏で聴いてみる。シュティヒ・ランダルやデルモータといった1950年代にウィーンを中心に活躍していた歌手を集めたアマデオ盤のLPで1957年録音。ウィーンフォルクスオパーのオケと合唱団。

こちらはドイツ的重厚さが特徴のフォルスター盤と対照的なウィーン風の典雅さに満ちたハイドン。どちらも日常的で自然体の演奏だが、ウエルディケ盤は独唱は良いが合唱とオケが弱い。音も2枚に詰め込んだために平板な響きになってしまった。

|

« サヴァリッシュの魔笛 | トップページ | 「英雄の生涯」自作自演 »

音盤視聴記録」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/162820/12010398

この記事へのトラックバック一覧です: フォルスターの天地創造:

« サヴァリッシュの魔笛 | トップページ | 「英雄の生涯」自作自演 »