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2006年9月10日 (日)

ペトロフのラフマニノフ

今日も朝から天気が良い。蒸し暑さはあい変らずだが、澄んだ空の青さは秋を感じさせる。
早朝、家の近くの畑の様子を見に行ったところ、アスファルトの路上になにやら腹を天に向けて転がっている。良く見ると体調20センチ余りのモグラだった。夜間アスファルトの道路上に迷い出て、彷徨っている間に夜明けとなり頓死してしまったらしい。

それにしても子供の頃から見慣れたモグラに比べるとずいぶんと大きい。色も茶褐色なのが気になる。いろいろと調べてみたら、どうやらコウベモグラという種類らしい。

Img026_1ものの本によると、日本には最初の氷河時代に大陸から渡って来たアズマモグラが古来幅を利かせていたが、その後の氷河期に渡って来たコウベモグラが西からしだいに東進、今はちょうど富士山を境に東はアズマモグラ、西はコウベモグラの縄張りとなっているらしい。
ちょうどその境目となっている我が家のあたりは、かつてアズマモグラの縄張りだったのが、今はコウベモグラに取って代わられたということらしい。
地面の下では過酷な生存競争が繰り広げられているということだ。モグラの遺体は近くの川に水葬とした。

P9020545今日は最近興味を持ったロシアのピアニスト、ニコライ・ペトロフの演奏を聴く。曲は、プロコフィエフのピアノ協奏曲第3番とラフマニノフのピアノ協奏曲第4番のカップリングのメロディア原盤のビクター盤LPで、ロジェストヴェンスキー指揮のモスクワ放送響の伴奏。ペトロフ20代の録音らしい。

ピアノソナタ全集の録音もあるプロコフィエフが達者な演奏だが、ほの暗いロマンが深く沈潜していくラフマニノフがより素晴らしい。

P9100563もう一枚、昨日のジョン・健・ヌッツォで聴いた「誰も寝てはならぬ」が聴きたくなった。こちらもはや定番のパヴァロッティ。
1985年に故郷のモデナで歌ったライヴのアンコール曲で、当日の公演曲18曲を収めた2枚組英盤LPから。伴奏はバックリー指揮のトスカニーニ響。
パヴァロッティ独特の張りと艶の有る朗々たる歌声が素晴らしい。一度生を聴いてみたいものだ。

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コメント

大変ご無沙汰致しておりまして申し訳御座いません。こちらへは初めて書き込みさせて頂きます。
もぐら画像、大変興味深く拝見しました。体長20cmといえば相当な大物なんでしょうね。ハクビシンといい、生き物好きにとってはとても羨ましい環境です。当方はたまにトカゲやクワガタを見つけて心を慰めております。豊かな自然に豊かな音楽、山本さんの音楽の原点を見る思いが致しました。
ラフマニノフ更新もゆっくりではあっても着実にされていて大変頼もしいです。第二次「第9」と共に今後も期待しております。頑張って下さい。

投稿: 高橋広 | 2006年9月11日 (月) 21時13分

高橋様、いつも励ましのお言葉ありがとうございます。
ここのところの暑さで、オケの大曲は敬遠ぎみだったのですが、最近ようやく涼しくなり始め、少しずつ聴きはじめています。
どうか気長に見てやってください。

私の住む家は、すぐ後ろに伊豆の天城山に連なる山を背負っている田舎なのでタヌキ、イノシシ、エトセトラ、いろいろな動物が出没します。家のベランダで、サルと鉢合わせになったこともありました。

投稿: 山本晴望 | 2006年9月11日 (月) 22時10分

ベランダでサルですか!さすがにそれはちょっとサプライズよりはテリブルですが、それでも本当に素晴らしい環境で羨ましい限りです。残念ですが、当方の周りで野生の哺乳類はいないようですね。子供は勿論のこと、そういった自然とダイレクトに触れ合えるのは大人にとっても色々な意味で絶対プラスになると思います。

井崎先生との練習も快調なようですし、気候の御蔭で聴き比べペースも若干アップしているように思います。ご無理のない程度でどうかこれからも頑張って下さいませ。とても楽しみにしております。

投稿: 高橋広 | 2006年9月15日 (金) 01時28分

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