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2006年10月11日 (水)

M.アースのラヴェル

仕事は忙しい水準で高値安定といった趣だが、予定通り消化していく可もなく不可もなし、といった毎日が続く。

Pa110594今日はフランスの女流モニク・アースのピアノを聴く。アースは、エラートから出ているラヴェルとドビュッシーの全集でお馴染みのピアニスト。
聴いたのは、ドイツ・グラモフォンのオリジナルスのCDからラヴェルの2つのコンチェルトと「ソナチネ」「優雅で感傷的なワルツ」を収めた一枚。
コンチェルトは1962年、ソロは1956年録音でこちらはモノラル。

情に流されないクールで端麗辛口のラヴェル。音の響きの美しさよりも構成の確かさで聴かせる演奏だ。
ソロの2曲は録音の鈍さもありいまひとつの出来だが、かつてヘリオドールの廉価盤LPで何度も聴いたコンチェルトが、ポール・パレー&フランス国立放送管による見事な伴奏で素晴らしい。中でも第2楽章の楚々としたバラードの美しさが印象に残る。

Pa110595本日の聴き収めとして最後に選んだのはマーラーの交響曲第5番から「アダージェット」。クーベリックかバーンスタインのどちらかで迷ったが、結局選んだのはバーンスタイン。

バーンスタインのいくつかある演奏のうちR.F.ケネディの追悼ミサでの1968年ライヴにしたのだが、これが怒りと慟哭に満ちたあまりにも異様な演奏で、落ち着いた気分では眠れなくなってしまった。

P6190423そこで素朴で純な美しさに満ちたフィンジのピアノとオーケストラのための「エクローグ」を聴いて本日の終わりとする。

NAXOSから出ているフィンジ作品集から。

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