ベルリンフィル木管五重奏団
今日は、毎年恒例の沼津法人会青年部主催によるチャリティコンサート。
例の如く往復はがきによる申し込み制だが、今年は油断して遅くに出したら既に満席でアウト。
まぁそのうちどこかから回って来るだろうと思っていたら、昨日のオケの練習で団員から譲り受けることができた。感謝。
曲は、ディヴェルティメントK.270、ダンツィの作品56-3の木管五重奏曲、ヒンデミットの小室内楽曲作品24-2から。後半になって、「コシファントゥッテ」のハルモニームジークとフランセの五重奏曲第一番というもの。アンコールは「荒城の月」。
彼らとしては、必ずしもベストフォームな状態ではなかったようだ。最初のモーツァルトでは冒頭で大きくつまづき、特にオーボエが絶不調。アンサンブルもガタガタでアレ!どうしたの?という感じ。
次のダンツィでさすがに持ち直したが、ヒンデミットでは楽章の合間にオーボエがリード交換。よほど調子が悪かったようだ。
このヒンデミットは良かった、今のベルリンフィルはインターナショナルなオケだが、しばしベルリンフィルの指揮台にも立ったヒンデミットは、やはり彼らの音楽だ。この日最大の収穫。
最後のフランセも名人芸を十二分に堪能させてくれた。もう少し洒落た味わいが欲しいと思うのは贅沢か。
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