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2006年10月16日 (月)

アルベールのストラヴィンスキー

爽やかな日々が続く、どうも昨日ヤキトリを焼いた時に火傷を負ったらしい、軍手をしていたのだが、今朝になって右手の親指と小指以外の指の第2関節上に水ぶくれができていた。

今日は、先日発売されたAccoodのシリーズから、Rudolf Albertの「ペトルーシュカ」「春の祭典」を聴く。
Pa160592このシリーズ、大手のショップでは一枚千円前後で売られているが、かつて70年代に日本コロンビアから出ていたドゥアット、イッセルシュテットのブラームス、フーレスティエなどCD化を長く望んでいた録音がズラリと並び壮観だ。

Pa160594アルベールの「ペトルーシュカ」もコロンビアのパルナス1000シリーズで出ていた。当時ピアノをメシアン夫人のイヴォンヌ・ロリオが弾いているという理由で入手したのだが演奏がびっくりするほど良くて、今でも時々聴いている。
オケはセント・ソリ管、録音用の覆面オケだが、おそらくパリ音楽院管だと思う。特に終曲の音を割ったホルンの凄まじい音は、名手ルシアン・テーヴェかヴェスコーヴォの音に違いないと思う。1957年録音。

今回出たCDには「春の祭典」もカップリングされている。こちらは1956年録音のモノラルだが録音に不満はない。
こちらのハルサイも、きっちりとした造形の中にフランスのオケ特有の華やかでカラフルな音が部屋中に散乱するペトルーシュカ以上の名演。中でも管楽器の美しい音色には惚れ惚れとさせられる。オケのアンサンブルもペトルーシュカよりも優れているようだ。

指揮者のAlbertについては良くわからない。国内盤LP表示ではアルベールだったりアルベルトだったりしていた。パリフィルを振ったチャイコフスキーの交響曲第4番もコロンビアのLPで出ていて、こちらも今回の同シリーズでCD化されている。ただしオケ表示はラムルー管となっている。

ただ、このCDはトラック割りがおかしいことになっていて、トラックの切れ目に0.5秒ほどのポーズが入ってしまっている。曲の途中で急に止まったようなことになり、甚だ興を削ぐ結果になってしまった。せっかく日の目を見たのに惜しいことだ。

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