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2006年10月19日 (木)

嗚呼、痛恨のぎっくり腰

ぎっくり腰になってしまった。
爽やかな秋風吹く火曜日の朝、車庫に倒れていた通勤用の自転車を引き上げようとしたその矢先、腰に激痛が・・・!
そのままその場に倒れこみ身動きが取れなくなってしまった。全身硬直状態で全く動けない。家人は皆出かけてしまって誰も居ない。

そのまま10分ほど地面に横たわっていたが、携帯を取り出し職場に出勤できなくなってしまったことを連絡。このまま横たわっているわけにもいかず、とにかく玄関まで激痛に耐えながら匍匐前進。

玄関内でそのままじっと横になっているうちに、明日からの静岡で行われる二日間の重要な会議のことが脳裏に浮かんできた。事務局として仕切らなければならないのに。どうしよう・・・再び職場に電話をかけ部下に明日の準備について細かな指示を出す。
そのうち手足が痺れてきた。どうやら最悪の状態になってきた。
結局その日は病院にも行けず蓑虫状態で一日が経過。会議は急遽アシスタントを付け、部下に任せることになった。

翌水曜は休みを取った家内の運転でかかりつけの病院へ行き、痛み止めの注射を打ち帰宅。経験上、ぎっくり腰は安静にし時の過ぎるのを待つしかないことが解かっているので、ひたすら布団の中でじっと痛みに耐える一日。夜になりやっと自力で歩けるようになってきた。

今日は病院に寄り痛み止めの注射を打ち、とにかく職場へ顔を出す。皆驚きの顔で自分を見ている。まさか来るとは思っていなかったらしい。机に座るや否や非情にも自分宛の電話ががんがんと掛かって来る。様子を見ながらすぐに帰宅するつもりが時は刻々と過ぎていく。
3時を過ぎる頃に再び腰が痛み始めた。このまま硬直してしまうのも洒落にならないので直ちに帰宅。

考えてみれば先月から殆ど休んでいなかった。数少ない休日はオケの合宿やらPTAの活動、先週は地区の祭りの準備などに追われていた。
気持ちの上では、充分に気分転換となっていたつもりが、肉体的な休息はほとんど取れていなかったことを痛感する。これは体から自然に発せられた警告なのだろう。

Pa160593二日間は音楽を全く聴いていない。聴く気にもならなかった。
今日になって、枕元のCDプレーヤーでプラームスの交響曲第2、3番の4手のピアノ版を聴いた。ブラームス自身による編曲版によるもので、ピアノはS.T.Matthies&C.Kohnの二人によるNAXOS盤CD。
ピアノで聴くブラームスも良いものだ。落ち着いてしみじみとした実に良い曲だと今さらながら思う。

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