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2006年11月 8日 (水)

お腹の検査

昨晩から急に冷え込み11月らしくなってきた。
ここ数週間腹の具合が悪い。腸の辺りの膨張感が治まらないのだ。
今日一日休暇を取り、市立病院で診てもらうことにした。8時過ぎに病院に入り受付を済ます。あい変らず混雑している。

Pb080644 Pb080643 長時間待たされる事は想定済みなので、持参した大きめのバッグにはポータブルCDプレーヤーと「鬼平犯科帳」の文庫本、CDはTAHRAから出ているヨッフム&コンセルトヘボウのブルックナーライヴ3枚組とエリック・エリクソン&エリクソン室内合唱団によるスウェーデンの現代作曲家合唱音楽集、BISの2枚組。

内科の待合室でCDを聴き始めたがすぐにそれが愚かな事であったのに気がついた。
呼び出しのアナウンスが全く聞えない。
比較的早く呼ばれ、若い内科医の問診を受ける。今日は採血とレントゲン、そして超音波エコーとなった。大腸の内視鏡検査は一ヵ月後。

検査の順番が来るまでひたすら待つ、「鬼平」はすぐに読んでしまった。こんなことならばもっと厚い本をもってくるのだった。
ようやくエコーの順番となった時にはお昼を回っていた。今日は朝食を採っていない。腸のあたりがゴロゴロしてきた。

お腹にグリスを塗り医師の検査を受ける。「うーむ、脂肪肝でよく映らないですねぇ」、「・・・・・・・・・・・・」 どうやら私の腹の中は油田状態らしい。(..;
「このあたりですか?」、突然医師がゴロゴロ鳴っている大腸のあたりにセンサーを強く押し付けた。「ウッ!」。ガスが放出されそうなのを必死でこらえる。検査終了後そそくさとトイレに直行。

検査結果を知らされるまでさらに2時間近く待たされた。
ようやく呼ばれた時には3時を過ぎていた。若い医師は、「特に異常はないようですね。お腹にガスが溜まっているだけです。繊維質のものを良く食べてください。GPTが高いですね。」安心したものの拍子抜け。
処方箋持参で薬局へ行ったところ、薬剤師が渡してくれたのは内視鏡検査の日の前日に飲む下剤の小瓶のみ。

とたんに朝からなにも食べていないのを思い出した。
会計を済ませ、そそくさと病院近くの回転寿司に飛び込む。安心感と空腹感で食べ過ぎてしまった。この不規則で無節操な食生活が不調の原因なのだろう。

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コメント

ご同輩、お互いカラダは大切にしましょう。

ワタシはちょうど一年前より、毎日の食物繊維摂取+定期的なスポーツ+ダイエット(やや復活中)でかなりの体調回復を見ました。

ま、胃腸は丈夫なんですけどね。以前は風邪をひきやすかったが、現在は徳俵で踏みとどまって回復できます。体調悪いと音楽も楽しめません。

こちら「梅安さん」再読終えて、次ぎは鬼平行きましょう。なんど呼んでも興奮しますね。

投稿: 林 詫助。 | 2006年11月10日 (金) 12時22分

お腹が油田状態・・・山本さんこと笑えず、安田もそうなんで、思わず笑ってしまいました。
なお安田は1ヶ月半ほど前に大腸の内視鏡検査をしましたよ。
腸が長く、盲腸の手前でファイバースコープが届かなくなり、検査台の上でお腹押さえられたり、左右上下を向いたりして大騒動(お尻にスコープ突っ込んだまま >_<;;)、これには参りましたが、見える範囲では特に異常ないとのこと(3年前には大腸ポリープ1個摘出しましたけど)。
そしてこのあと安田は100時間超過の残業に突入。
この間、山本さんのブログを読ませてもらって、腰に注意しておりました。 ほんと、疲れが溜まると腰にくるみたいですね、とても助かりました。
ま、とにかくお互い年齢が年齢ですからね、検査しておくことも重要だと思います。 
内視鏡検査、頑張ってください。

投稿: 安田裕隆 | 2006年11月11日 (土) 05時49分

林さん、安田さん、コメントありがとうございます。
お互いに仕事がハードとなり体を酷使する年代ですね。

私は、この度のぎっくり腰と腹痛の波状攻撃に、ライフスタイルの見直しを痛感しています。

それにしても大腸の内視鏡検査、気が重いなぁ。

投稿: 山本晴望 | 2006年11月11日 (土) 18時50分

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