ラヴェルのピアノトリオ
仕事を休んだ日というものは予期せぬ事が起こるものだ。今日は昨日の休暇中に生じた仕事上の綻びをフォローすることから始まった。
帰宅後、受験を控えた娘に数学の問題を聞かれて四苦八苦。最近の中学の数学は自分の頃よりも難しいことをやっているものだ、と妙に感心。
今日はラヴェルの室内楽曲三曲を聴いた。
かつて東芝EMIから出た「フランス音楽のエスプリシリーズ」室内楽編のLPで、ヴァイオリンソナタ、ヴァイオリンとチェロのためのソナタ、そしてピアノ三重奏曲というもの。
ヴァイオリンはジャリ、チェロのトゥールニエ、ピアノのブルデユマルシュといった地味ながら確かな腕前のフランスの演奏家達によるもの。
LP時代は、ラヴェルの室内楽曲三曲を一枚に収めたアルバムは他になかったように思う。
詩情豊かでフランスのエスプリが漂う何度聴いても飽きのこない名アルバムだ。
沼響のHPの聴き比べコラム、新「第九を聴く」にラトルの演奏をアップしました。
対向配置、ピリオド奏法を採用されたとされる注目の演奏。連載8回目。
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