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2006年12月18日 (月)

カラヤンのモスクワライヴ

暖かな一日で一週間が始まった。仕事も今のところ平穏無事。
今日は特に星空が美しい。時折り見える流れ星はふたご座流星群だろうか。

Pc180709 今日は1969年5月のカラヤン&ベルリンフィルのライヴ録音を聴いた。
曲は「英雄の生涯」と「田園」で、Great Performance Russiaというレーベルから出ているCD2枚組。
このベルリンフィルのモスクワ公演ではこの2曲の他に、ブランデンブルク協奏曲第1番と、ショスタコーヴィッチの交響曲第10番がメロディアのLPで出ていた。
メロディアから出ていたライヴLPシリーズは、演奏家の承諾なしに発売していた形跡があり、オーマンディーのフランクのようにCBSのスタジオ録音をライヴと称して発売していたことがあった。

このCDもかなり怪しげ、聴いてみると明らかにメロディアLPからの板起こし盤だ。
「英雄の生涯」ではさほど気にならないが、「田園」では針がトレースするサーフェスノイズがかなり気になる。CD化した時のイコライジングも不自然で、オリジナルステレオ録音なのに響きの拡散状態が伸び縮みしているような音だ。シンバルもドラの音のように響いている。

だが演奏は素晴らしい。これほど気合の入ったカラヤンも珍しい。「戦場での英雄」など、ベルリンフィルが能力の限界を超えるまで鳴り切って凄愴を極める。シュヴァルベのヴァイオリンソロも見事なものだ。「田園」はホルンの不調が気になった。

Pc180712 同じカラヤンのモスクワライヴのメロディアLPと聴き比べてみた。曲はショスタコーヴィッチの交響曲第10番。こちらはCDと比べて重心の低いしっかりとした自然なステレオ録音だ。これは明らかにLPの方が音が良い。

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