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2006年12月24日 (日)

オドノポソフのブルッフとゲールのストラヴィンスキー

Pc240720_1 ぼちぼち年末の気分にもなり始めた今日この頃。本日は庭木の剪定と庭の掃除で一日を過ごす。暖かな日で気持ちのよい汗もかいた。
夜は娘達の手作りケーキでささやかなクリスマス。

Pc240722 今日はウィーンフィルのコンサートマスターだったR.オドノポソフの弾くブルッフのヴァイオリン協奏曲を聴く。米MMSのモノラル10吋盤で、ワルター・ゲール指揮のオランダフィルの演奏。余白はパガニーニのヴァイオリン協奏曲第2番から「ラ・カンパネッラ」、こちらの伴奏はヒュッパーツ指揮のユトレヒト響。

コンサートホールレーベルにいくつかの録音があるオドノポソフだが、幾分締まりに欠ける印象があり、さほど積極的には聴いていなかったヴァイオリニスト。
だがこのブルッフは良い。彼の芸風に合っているのだろう。太い音色、スケールの大きな気合の入った見事な演奏だ。ゲールの伴奏も素晴らしい。現在OTAKEN RECORDでCD化されている。

Pc240721 ゲールの指揮でストラヴィンスキーも聴いてみた。「火の鳥」組曲と「ピアノと管楽器のための協奏曲」のコンサートホール10吋盤。オケはアムステルダムフィルで、ピアノはミュートン・ウッド。
伴奏録音が多く今ではほとんど忘れ去られたワルター・ゲールだが、このストラヴィスキーは名演だ。

ストラヴィンスキーの新古典主義時代のコンチェルトでは芯のある明晰な演奏を、初期の代表作である「火の鳥」では民族色豊かで詩情溢れるロマンティックなスタイルで聴かせてくれる。
ゆったり冷静な「カッチェイの踊り」に続く「子守唄」では、速めのテンポで内声のクラリネットの上昇音型を浮き上がらせながら「終曲」の盛り上がりを導入していく老練な音楽運びを見せている。オケのオーボエとフルートは非常にうまい。

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