« スメターチェクのイッポリトフ・イワーノフ | トップページ | 第九交響曲物語 »

2006年12月27日 (水)

ポリーニのハンマークラヴィーア

昨晩の風雨は雨戸を閉めるほどの激しさだったが、一夜明けた今日は非常に暖かな良い天気となった。4月初旬の気温だという。今年も押し詰まってきた。仕事は大きなトラブルもなく粛々と進む。

Pc270714 今日はポリーニの弾く「ハンマークラヴィーア」を聴く。一年に一回聴けば充分なほどのヘビーな曲で、めったなことでは針を下ろす事はないのだが、ここのところ「第九」を連続して聴いていて、突然この曲のアダージョが聴きたくなった。

ベートーヴェンが作品に込めた巨大なエネルギーをポリーニは非常な集中力をもって再現していく。
ところがアダージョの途中でアッと驚いた。なんと次の定演のメイン曲であるブラームスの交響曲第4番の、あの印象的な美しい冒頭と同じ音型が聴こえてくるではないか。これは思わぬ発見だ。

興奮のあまり始めから全曲聴いてしまった。が、聴き手に非常な緊張感を強いるポリーニのあまりにも完璧な演奏に疲れてしまった。

Pc270716 このままでは心地よく眠れそうもないので、ドビュッシーの「牧神の午後への前奏曲」を聴くことにする。演奏はハイティンク指揮のコンセルトヘボウ管によるフィリップスへの1976年録音LP。
紗の掛かったようなデリケートなオケの音色が素晴らしい。続く「クラリネットとオーケストラのためのラプソディ」も美しい演奏だ。

|

« スメターチェクのイッポリトフ・イワーノフ | トップページ | 第九交響曲物語 »

音盤視聴記録」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ポリーニのハンマークラヴィーア:

« スメターチェクのイッポリトフ・イワーノフ | トップページ | 第九交響曲物語 »