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2007年1月17日 (水)

ザールブリュッケン放送響60周年記念アルバム

今日は終日冷たい雨。ココログのメンテも無事終わったようだ。
このブログも今日で丸一年となった。この手の日記類は、子供の頃から長続きしたためしがなかったのだが、ほぼ毎日更新できたのは自分でも意外。

P1170743 昨日から今日にかけて「ザールブリュッケン放送響の60周年記念アルバム」を聴いた。
1938年の初代音楽監督Albert Jungの「タンホイザー」序曲から始まり、1997年のMichael Sternによる「エロイカ」に終わる60年の記録。
ザールブリュッケン放送自主制作の3枚組CD。
ギーレン、ツェンダー、マデルナ、ヘンツェ、スクロヴァチェフスキーなど、実力派にして独自のカラーの指揮者達を招いていたオケの貴重なアルバム。

レハールの自作自演などの珍しい録音もあるが、一定の水準に達したオケとして聴けるのは、リステンパルトが指揮したモーツァルトが聴ける60年代あたりの録音からだ。

ツェンダーのドビュッシー「遊戯」、マデルナの「ラ・ヴァルス」、フォルトナーのバッハ(ウェーベルン編)「3声のリチェルカーレ」、チョン・ミヨン・フムのプロコフィエフなど、いずれも個性的で面白く聴けるのだが、90年代のM..Viotti,M.Sternあたりになるいささか小粒の感は否めない。
ギーレンのマーラーの交響曲第5番や若き日のシノーポリの「悲愴」なども名演だが、収録時間の制約のため交響曲は一楽章のみとなっているのが残念。
他には、ストコフスキーの「パッサカリアとフーガ」はさすがに手慣れたものだし、30年近くシェフを務めていたR.Michlという人の「ガイーヌ」なども意外なほどの快演だった。

P1170744 ストコフスキーの指揮する「パッサカリアとフーガ」が軽く明快な演奏となっていたのは、このオケの特性なのだろう。
そこでストコフスキー最晩年、チェコフィル客演時のライヴ録音も聴いてみた。
こちらは多少暗めのチェコフィルの音色を見事に生かした、重厚壮大な演奏。編曲も多少異なるようだ。

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