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2007年1月24日 (水)

ブリテンのブランデンブルク協奏曲

今年の冬は暖かい。夜になって雨が降り始めた。
今日は昨日に続いてイギリスの演奏家たちによるブランデンブルク協奏曲を聴いた。

P1210751 聴いたのは、20世紀を代表する作曲家ブリテンが指揮するイギリス室内管による演奏。DECCA原盤のキングの2枚組LPだ。
昨年はブリテン没後30年の記念の年だったはずだが、モーツァルト、ショスタコーヴィッチの影になって注目される事なく終わってしまった。

作曲家のみならず指揮者、ピアニストとしてもブリテンは大きな仕事を残している。
さしずめこのブランデンブルク協奏曲は、「戦争レクイエム」と並んで指揮者ブリテンとしての代表作かもしれない。ソリストはホルンのアイファー・ジェームス、フルートのリチャード・アドニーなど渋い名手たち。1968年録音。
演奏はきっちり楷書型、ぴしりとスーツに身を固めたイギリス紳士風の生真面目な演奏。もう少し遊びが欲しい気がする。
なおこのLPの解説は、ブリテンと親交のあったホルストの一人娘、イモージェン・ホルストが詳細な解説を書いている。

P1210750 もうひとつブリテンで、「弦楽のためのイギリス音楽集」、ブリテンの「シンプルシンフォニー」で始まり、ディーリアスの「2つの水彩画」、エルガーの「序奏とアレグロ」そして、パーセル、ブリッジらの小品が入ったこちらもDECCA音源の日本キング盤LP。
演奏としてはこちらの方が楽しめる。曲の配置も絶妙だ。

この二つのアルバムだが、ほぼ同時期の録音で録音場所も同じなのに音がだいぶ違う。バッハはSLC番号のキングの初期のもの。後者は何度目かの再発で18KC番号。音は18KC番号のものが格段に良い。

P1150740 沼響のHPの聴き比べコラム「ラフマニノフの2番を聴く」第41回をアップしました。
今回はM.ヤンソンス2回目の録音。

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