アウストボの抒情小曲集
本日出勤、お昼は家族と待ち合わせて東急ホテルのランチバイキング。北海道フェアとのことだが、ジャガイモ・バターと豚のシャブシャブが付いているだけで他は意味不明の品揃え。おまけにどこかのスポーツクラブの団体さんと一緒になり、60名ほどの小学生と母親とで大混雑。欲求不満のまま家族と別れて職場に戻る。
夜は近所の居酒屋「杉菜」で中学校の同窓会幹事会となった。クラスの代表幹事を集めて前回の会計報告と次回の開催時期を決定する。
集まったのは20名ほどで男女半数ずつ、地元の人間ばかりだが意外と顔を合わせる機会がない。話題は自然に自分の健康と子供の話となる。アルコールが入り、女性達の旦那への愚痴が始まったところで一次会はお開きとする。
本日はグリーグの抒情小曲集。超廉価レーベル、ブリリアントから出ているハコン・アウストボの弾く全曲3枚組CDから数曲を聴いた。
シンプルな中に、ちょっぴり哀愁と古い過去を思うような懐かしさの漂う珠玉の作品集だ。2001年の録音、アウストボの演奏も透明な音とセンスの良い歌心が素晴らしい。
聴いているうちに実演で聴いたリヒテル晩年の名演を思い出した。
照明を極端に落としたステージ上でリヒテルは淡々とグリーグの作品を弾いていた。
CDでも出ているが、今日はアウストボの演奏だけにしておこう。
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