ハリウッド弦楽四重奏団のベートーヴェン
今日は曇天肌寒い一日、花粉も盛大に飛んでいる。朝から仕事で静岡市へ。仕事先の会場で思いがけず尊敬するFさんに会った。Fさんは、仕事の合間に松尾芭蕉の歩いた道程を全て実際に踏破し、さらにテント持参で徒歩で日本一周をしたという凄い人だ。大変面白い旅行記も出版している。
5年前ほど前に、「しばらくオーストラリアに行ってきます」という便りがあったきりだったが、昨年帰国したという。日焼けした笑顔で「シドニーからケアンズまで歩きました」と言っていた。その距離なんと二千数百キロ、唖然としてしまった。とても60半ば過ぎの人とは思えない。
仕事を済ませ今日はJRで沼津へ帰ったが、買い物ついでに寄った駅ビルで分厚い財布を拾った。今日はいろいろなことが起きる日だ。駅前交番に届け帰宅。
帰宅してしばらくしたら、落とし主からお礼の電話があった。免許証が入っていたのですぐに連絡が行ったらしい。まずは一件落着。
今日は、フェリックス・スラトキンがリーダーだったことで知られるハリウッド弦楽四重奏団のベートーヴェン、第12番の弦楽四重奏曲を聴いた。
米キャピトルのモノラルLP。名前で損しているような団体だが、緻密なアンサンブルとがっしりとした構成感、艶の有る暖かな美しい音色で聴かせる非常に力のある名弦楽四重奏団だ。
明日も仕事だな。
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