マルティヌーのギルガメシュ叙事詩
この3月で任期の切れるPTAの役員だが、後任の役員がどうしてもあと一人足りない。
現役役員の友人・知人の繋がりからの選出は、どうしても地域と年齢層の偏りが生じるという指摘を受け、各ブロックから一名推薦という方式に切り替えたのだが、なんと一名も挙がってこない!
問題を指摘したブロックからもなかった。集まった地区代表に事情を聞いても、うつむきがちに顔を見合すだけで要領を得ない。一度了解したことは責任を果たして欲しいものだ。結局前の方式に逆戻り。
今日はマルティヌーの大作、オラトリオ「ギルガメシュ」を聴いた。コシュラー指揮するスロヴァキアフィルによるNAXOSのCD。語り手と4人の歌手、そして大編成のオケと合唱による壮大な音の大伽藍に圧倒される1枚。久しぶりに未知の傑作に出会うことができ興奮。コシュラーの演奏も申し分なし。
もう一枚はシルヴィア・ケルセルバウムの弾くブラームスの「パガニーニの主題による変奏曲」と「ヘンデルの主題による変奏曲」で、かつてEMIから出ていた国内盤LP。
アルゲリッチとゲルバーと同門のケルセルバウム。
師匠のスカラムッツァは他の二人よりケルセルバウムを高く評価していたとのことだが、今ではこの二人に大きく水を空けられてしまっている。
この演奏も、テクニックは達者だが乾いていて痩せた音色が興を削ぐ。
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