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2007年2月20日 (火)

モラヴェッツのドビュッシー

曇り時々雨、気温も低いようだ。本日は休日出勤の振り替えで休みとする。
やらねばならぬ仕事はそれなりに溜まっているのだが、ここらで気分のリセットも必要だろうと勝手に思い込む。休日とはいえ、気になる懸案事項が頭から離れないのが悲しい。

P2200780 今日はチェコのピアニスト、モラヴェッツのドビュッシーを聴いた。1967年録音のコニサーソサエティへの録音。ボールドウィンのSD-10というピアノを用いたことで非常に有名になった演奏。手持ちはフィリップスから出た国内盤LP。
曲は、前奏曲集から「花火」「沈める寺」など5曲と、「子供の領分」そして「月の光」というもの。
このレコードは中古屋でよく見かけてはいたのだが、演奏よりも録音の優秀さばかりクローズアップされていたことが気になり敬遠していた。昨年多量に譲り受けたLPレコードの中に入っていた。

「子供の領分」から聴いてみる。ゆっくりしたテンポ、深い余韻、詩情豊かな見事な演奏だ。
飴色の透明な音色、完璧に調性されたピアノの音がいかに素晴らしいものかを知らしめてくれる名盤だと思う。モラヴェッツの絶妙なペダリングを完璧に捉えた録音も良い。

P2200779 ノンサッチのLPからレスリー・ジョーンズの指揮する一連のハイドンも聴いた。オケはリトルオーケストラ・オブ・ロンドン。
この指揮者は、かなりの数のハイドンの交響曲をノンサッチに録音している。大部分は並以下の水準だが、下手な鉄砲も数打てばなんとやらで、時々良いものもある。

今日聴いた第39番ト短調もそのひとつ。モーツァルトの有名なト短調交響曲を思わせる曲想の第一楽章から、悲しみを漂わせながら疾走していく素晴らしい演奏だ。ジョーンズ自らが弾くチェンバロが音楽の流れに実にうまく乗っている。この名曲、もっと演奏されても良いと思う。

沼響のHPの聴き比べコラム「ブラームスの4番を聴く」に記事をアップしました。
今回は「作曲と出版の経過」です。連載2回目。

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