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2007年2月13日 (火)

ズッカーマン、クーベリックのシベリウス

花粉症のため頭が重い一日。こんな天気にご近所の桜が狂い咲き。家の庭では梅が花盛り。

P2130769 今日はシベリウス。LIVINGSTAGEから出ているCDで、チェリビダッケ指揮オスロ放送管の交響曲第2番、ズッカーマンのヴァイオリンとクーベリック指揮のミュンヘン放送管によるヴァイオリン協奏曲のカップリング。
交響曲は1965年11月28日、コンチェルトは1973年3月1日のライヴとされるもの。ステレオ表記になっているが交響曲はモノラル。
安い価格で出所不明のライヴを提供してくれているスロヴェニアのLIVINGSTAGEだが、オケ表記は怪しい。(たぶん実体はオスロフィルとバイエルン放送響だろう)。

ジャケ写真は若き日のチェリビダッケ、だがこのCDの主役は明らかにコンチェルトだ。
朗々と歌うズッカーマンの情熱的なヴァイオリンと、クーベリックの雄大な指揮ぶりで聴かせる非常な名演だった。録音も良い。
チェリビダッケのシベリウスは、極めて遅いテンポの中に最後まで緊張感が持続する立派な演奏。ただしフィナーレでトランペットが体力の限界を超えてしまったようだ。

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