リリングの教会暦コラール集
昨日は、沼津市街から40キロほど離れた伊豆西海岸戸田地区で仕事。午前中は天気も良く、海はベタ凪。途中の沿道には桜が咲いていた。お昼は途中の海鮮料理屋でカタクチイワシフライ丼。ポン酢をかけながら食する変わった味。
夜はオケの練習に参加。ブラ4第一楽章を集中的に通す。なぜか欠席が多く中だるみ気味だ。昨日は疲れ気味のため音楽は聴いていない。今日も10時近くに帰宅、明日は静岡へ出張しなければならない。
今日は若き日のリリングの弾くオルゲルビュッヘラインを聴いた。
1963年から65年にかけてベーレンライター・ムジカフォンに録音された全曲録音で、日本コロンビアから出ていた3枚組LP。1967年ドイツレコード批評家賞を受賞している。
先日ヴァルヒャの名演を聴いたばかりだが、このリリングも格調高い演奏だ。各曲の前後にはオリジナルの教会暦コラールが合唱で演奏されている。これが心が洗われるような実に良い演奏だ。30ページにも及ぶ解説書も充実。リリングは1977年にオルガン曲のみの抜粋の再録音もあるが、合唱によるコラールは演奏されていない。
沼響のHP、聴き比べコラム「ブラームスの4番を聴く」の第3回をアップしました。
今回は1920年代から始まる「録音史」です。
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