ディアベルリの室内楽
本日快晴、花粉も盛大に飛散し頭が重い。このような日は重い曲は聴く気にならない。
未聴レコード棚から取り出したのは、ベートーヴェンの長大な変奏曲で知られるディアベルリの「ギターをともなう室内楽曲集」。
独DA CAMERAのLPで、Jurgen Klatt(guitarre),Frank Nagel(flote),Theodor Kempen(viola)という顔ぶれ。曲はフルートとギターのためのセレナーデ、フルート、ギター、ヴィオラのためのトリオ、そしてギターソロのためのロンディーノ、ソナタハ長調、前奏曲というもの。
珍しい組み見合わせの曲だが、ディアベルリは出版業のかたわらピアノとギターの教師をしていてギター曲を数多く書いた、とこのLPの解説には書いてあるようだ。
フルートと交錯するギターの調べ、下を支えるヴィオラのしっとりとした響きが素晴らしい。美しくも落ち着いた音楽がゆったりと流れていく。これは絶妙なる組み合わせだ。
演奏も渋い音色と堅実なテクニックで曲の美しさを味わうのに何ら不足はない。
驚いたのは、ギターのためのソナタハ長調の最初の楽章の主題と曲の展開が、ベートーヴェンのピアノソナタ第20番の第一楽章に非常によく似ている。
ベートーヴェンとも係わりがあったディアベルリだが、どちらが先に作曲されたのか興味深いところだ。
沼響のHPの聴き比べコラム「ラフマニノフの2番を聴く」第44回をアップしました。
今回はNAXOSの全集からアニシモフの演奏。
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