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2007年2月 9日 (金)

矢代秋雄のピアノソナタ

2月だというのにそろそろ桜が咲きそうな陽気となってきた。夜には軽いお湿り程度の雨。
昨日の大きな仕事の後で、本日いささか中弛み状態。

P2090772 P2090773 帰宅後聴いたのは矢代秋雄のピアノソナタ。

一昨日ドビュッシーを聴いた安川加寿子をはじめ、いくつかの録音がある名作だ。
今日聴いたのは、山岡優子が弾く東芝赤盤LPと東京音楽大学が制作した「現代日本の音楽」シリーズのピアノ編第2集に収録されている弘中孝による演奏。
20分足らずの時間の中に、絞り込まれ選び抜かれた音による厳しい世界。時折り師であるメシアンのピアノ曲にも似た響きが聞こえてくる。

演奏は、響きの豊潤さと音の密度の濃さで初演者の山岡盤が感銘深い。昨年御茶ノ水ディスクユニオンで購入した音盤。格安だったが解説書が抜けていた。

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