矢代秋雄のピアノソナタ
2月だというのにそろそろ桜が咲きそうな陽気となってきた。夜には軽いお湿り程度の雨。
昨日の大きな仕事の後で、本日いささか中弛み状態。
一昨日ドビュッシーを聴いた安川加寿子をはじめ、いくつかの録音がある名作だ。
今日聴いたのは、山岡優子が弾く東芝赤盤LPと東京音楽大学が制作した「現代日本の音楽」シリーズのピアノ編第2集に収録されている弘中孝による演奏。
20分足らずの時間の中に、絞り込まれ選び抜かれた音による厳しい世界。時折り師であるメシアンのピアノ曲にも似た響きが聞こえてくる。
演奏は、響きの豊潤さと音の密度の濃さで初演者の山岡盤が感銘深い。昨年御茶ノ水ディスクユニオンで購入した音盤。格安だったが解説書が抜けていた。
| 固定リンク
「音盤視聴記録」カテゴリの記事
- 定演が終わってシベリウスロス、ザンデルリンクのシベリウスのことなど(2025.05.24)
- レオンハルト/バッハのメヌエット~バロック・チェンバロ・リサイタル(2025.05.17)
- モントゥーのストラヴィンスキー、火の鳥のことなど(2025.05.14)
- ハンス・シュヴィーガーのプロコフィエフとバラキレフ(2025.04.29)
- 浦川宜也校訂のバッハ、ヴァイオリン協奏曲全集(2025.04.23)
コメント