ミンドゥル・カッツの月光
火曜の朝から寒くなってきた。今日も天気は良いが風は冷たい。
ここのところの仕事は多忙でありながらも順調に推移していたのだが、昨日は予期せぬトラブルのため、オフィスから離れるのが11時過ぎになってしまった。
責任のある立場の人の根拠のない全く不用意な発言から、多くの人に影響を及ぼす大事件に発展。なんとかその日のうちに解決はついたが、そんなこともあり昨日は音楽を聴いていない。
今日は、ルーマニアのピアニスト、ミンドゥル・カッツの弾くベートーヴェン「月光ソナタ」を聴いた。Pye原盤のLPでカップリングはバルビローリの伴奏による「皇帝」。
鋼鉄のような冴えたタッチと、透明な抒情の漂う素晴らしい演奏だ。多少音楽に冷たさを感じさせるが、数ある「月光」ソナタの中でも良く取り出す好きな録音。
沼響のHPの聴き比べコラム「ブラームスの4番を聴く」に記事をアップしました。
今回はアーベントロート&ロンドン響によるこの曲の初録音。
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