A.ヤンソンスのチャイコフスキー
暖かで穏やかな休日。午後から修理に出していた娘のミニコンポを引き取りに家族を引き連れコジマ電気へ行く。3月、4月は家電販売店にとって書入れ時なのだろう。店内は非常に混雑、レジには長い行列ができている。
CDのピックアップ交換で修理代1万300円也。もともと地域振興券(何年前のことだろう)で買った安物で新品を買うという選択もあったのだが、便利な機能満載で、昨年の金子建志先生とのレクチャーでも大活躍したもの。まだまだ活躍する機会もあるだろう。
帰りには、近くに新しくできた回転すし屋で早い夕食。
帰宅後聴いたのはAltusから出ているA.ヤンソンスのチャイコフスキー。1970年7月1日大阪フェスティバルホールでのライヴでオケはレニングラードフィル。アンコールとして「白鳥の湖」の情景が演奏されている。
情熱的でロマン溢れる名演。オケの底力を存分に引き出し、骨太で雄大にまとめあげた見事な演奏だ。
先日ディスクユニオンで購入したLPから2枚。
ひとつはヒンデミットの「吹奏楽のための交響曲」と「弦楽器と金管楽器のための演奏会用音楽」のフィルハーモニア管によるヒンデミット自作自演米セラフィム盤。
優れた指揮者でもあったヒンデミットの確信に満ちた指揮と、フィルハーモニア管の管楽器の名技を楽しむ一枚。
そして、女流ピアニスト、E.ファナルディが弾くバルトークの「子供のために第一集」。ウエストミンスター原盤の日本コロンビアLP盤。
バルトークに師事したこともあるファナルディ。ハンガリー民謡を素材にした平易で簡素な曲を愛情豊かに一音一音丁寧に弾いている。聴いていて自然と心休まる名演。第二集も聴きたくなった。
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