フランチェスカッティのバッハ
3月もあとわずかとなった。人事異動の引継ぎで職場内は慌しい。自分は現在のポジションのまま、部下も現状維持だったのがありがたい。
とはいえ新年度から始まる大きなプロジェクトを控え、緊張感が次第に高まってきた今日この頃。
今日はフランチェスカッティのバッハを聴いた。米コロンビアのLPで、パルティータの2,3番とのカップリング。1950,52年のモノラル録音。
昨日聴いたシゲティとは全く対照的なヴァイオリン。着実な技巧と艶やかな美音を響かせる癒し系のバッハ。
さらにストックホルムフィル100周年記念自主制作アルバムから第3巻。
クリップスの「オベロン」序曲、シルヴェストリの「ハイドンの主題による変奏曲」、モントゥーの「リュートのための古風な舞曲とアリア第1番から2曲」そしてクーベリック指揮のフォーレの「レクイエム」というもの。いずれも60年代初期のステレオ録音。
この中では、粋で爽やかなモントゥーのレスピーギが感銘深い。音楽の流れにうまく乗ったクリップスも良い演奏だ。クーベリックのフォーレはあまりにもシンフォニックで私の好みからはほど遠い。期待した合唱団もさほどでもない。
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